news
posted:2017.3.4 from:千葉県市原市 genre:アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
千葉県のほぼ中央に位置する市原市は、
小湊鉄道の里山トロッコ列車が走る、温暖で自然豊かな地域です。
特に市南部地域は、美しい里山とそこに暮らす人々のコミュニティが残るところ。
この市南部地域で2014年に誕生した芸術祭〈いちはらアート×ミックス〉が
2017年春、第2回となる〈いちはらアート×ミックス2017〉として開催!
地域や関係団体と連携した取り組みをさらに充実させた芸術祭となっています。
〈いちはらアート×ミックス〉といえば、里山や廃校を舞台に、
現代アート作品の展示や体験型ワークショップなど、アートによる非日常を楽しむ芸術祭。
そんな芸術祭の魅力を余すところなく体験するため、公式ガイドブック(『美術手帖』4月号増刊)も発売されました。
芸術祭は、廃校となった4つの小学校と、小湊鐵道の駅周辺、
〈市原湖畔美術館〉を中心に、7つのエリアで開催されます。
のどかな里山が連なる日本の原風景と、現代アート作品のコラボレーションを
体験してみてはいかがでしょうか。
オススメの交通手段は、里山の中央を走る小湊鐵道。
1925年(大正14年)に開業したローカル線で、愛くるしい車体やレトロな木造駅舎は、
タイムスリップしたような昔懐かしい気分を味合わせてくれます。
Page 2
また、豊かな風土が育んだ美味しい食材をふんだんに活用した
フードにも注目。市原の地元の人たちを中心に、お弁当の販売や、
カフェやレストランでの食の提供、そして市原ならではのお土産品も。
市原ならではの食も、たのしみのひとつです。
日帰りでもまわることができますが、里山の雰囲気を楽しむなら計2日間、
近くの養老渓谷温泉郷で宿泊するのもおすすめという本芸術祭。
芸術祭が開催される4月~5月は桜と菜の花に彩られ、散策には絶好の季節になりそうです。
information
いちはらアート×ミックス2017
会期:2017年4月8日(土)~5月14日(日)
開催地:小湊鐵道上総牛久駅から養老渓谷駅一帯
Web:公式サイト
■「いちはらアート×ミックス2017」公式ガイドブック
美術手帖4月号増刊(発売中)
定価:850円(税込)
発行元:美術出版社
Feature 特集記事&おすすめ記事