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〈アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016〉
港まちを舞台にした
音楽とアートの祭典

コロカルニュース

posted:2016.9.20  from:愛知県名古屋市  genre:旅行 / アート・デザイン・建築

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〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Takatoshi Takebe

武部敬俊

たけべ・たかとし●岐阜出身。名古屋在住。出版/編集職に従事した後、ひとりで雑誌『THISIS(NOT)MAGAZINE』を制作・出版。多数のイベントを企画制作しつつ、現在は『LIVERARY』というウェブマガジンを日々更新/精進しています。押忍!
http://liverary-mag.com

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Supported by 名古屋市

音楽とアートで、まちに新しい価値を築く。名古屋市の新たな取り組み

名古屋市の南部、名古屋港及び築地口エリアで、
9月22日(木・祝)〜10月23日(日)の1か月間、
クラシック音楽×現代アートのフェスティバル
〈Assembridge NAGOYA(アッセンブリッジ・ナゴヤ)2016〉が開催されます。

イベントタイトルに掲げられた、Assembridgeとは、
Assemble(集める、組み立てる)とBridge(橋)を組み合わせた造語だそうです。

その言葉通り、いつものまちの風景の中に「音楽」や「アート」を落とし込み、
来場者、出演者や出展者はもちろん、このまちに住む人々までもが、
普段はなかなか接することのない世界レベルのクラシック音楽や、
現代アート作品を身近に体験する機会をつくり出します。

すでに今年の冬に開催されたプレイベントも好評を博した同イベント。
今回は、さらに会場数や参加アーティスト数を増大させた本祭として開催されるのです。

演奏場所は水族館から飲食店まで。音楽がまちじゅうに溢れ出す4日間

名古屋港水族館。プレイベントでの演奏風景。

港まちならではのロケーションと言える、公園や名古屋港水族館でのコンサートなど、
4日間で総勢200名というクラシック音楽の奏者らが集う音楽部門
『ピクニックに出かけるように、港まちで音楽を』。

名古屋港ガーデンふ頭「つどいの広場」では、
特設ステージ〈水の劇場 ヴァッサービューネ〉が設置され、
名古屋フィルハーモニー交響楽団と、現代フランスを代表するピアニスト、
ジャン=マルク・ルイサダによるフルオーケストラコンサートが野外で行われます。

また、名古屋港ポートハウスでは、フランスの鬼才と称される、
ミシェル・ベロフのピアノリサイタルも(こちらはチケット制)。

名古屋フィルハーモニー交響楽団による街頭コンサート(プレイベント時の様子)。

まちなかの飲食店なども、コンサート会場に(プレイベント時の様子)。

その他にも、茂木大輔、なぎさブラスゾリステン、三浦一馬、村治奏一、
大宮臨太郎、宮坂拡志、岩崎洵奈、朴葵姫、山根一仁など、
世界的に活躍するアーティストが集結。
イルカパフォーマンスとサクソフォンカルテットの競演や、
地域で親しまれる喫茶店、居酒屋でのコンサートなど、
バラエティに富んだコンサートが開催されます。

本格的なクラシック音楽を間近で鑑賞できるだけでなく、
さまざまなまちの風景を舞台に奏でられることで、「音楽」と「まち」が混ざりあい、
それぞれがいつもと違った魅力を見せてくれるはずです。

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名古屋港界隈を庭に見立てた美術展

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港まちならではの現代美術展

9月22日(木・祝)~10月23日(日)の約1か月間を通して、
アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016のアート部門となる現代美術展
『パノラマ庭園─動的生態系にしるす─』が展開されます。

この企画展は、名古屋港界隈をひとつの庭に見立て、
アーティストや作品がまちに入り込むことによって、
まち全体を作庭するような展示が繰り広げられるのだそうです。

港まちのリサーチをもとにした新作が多数発表されるほか、
ワークショップや関連イベントなど、国内外18組のアーティストが参加します。

参加者はまち歩きをしながら、まちのさまざまな場所で、
アートとの出会いを楽しめるのが大きな魅力のひとつ。

税関職員研修などに使用される寄宿舎であった旧・名古屋税関港寮や、
地上63メートルからパノラマで港まちを一望できる
名古屋港ポートビル展望室なども会場に。
さらに、船員宿泊所である〈ハーバーロッジなごや〉では、
アートを鑑賞しながら宿泊ができる〈アートホテルプロジェクト〉という企画も。
(料金:1泊素泊まり1名 4400円、2名 6500円)

港まちを象徴するふ頭の風景。(Photo:Takayuki Imai)

滞在制作による新作も多数。
各アーティストが実際に港まちに滞在し、まちをリサーチし、
そのうえで港まちを舞台に新たな作品を中心に展開しています。

なかでも注目の作家を一部ご紹介。
「港の記憶を2000年後の未来に残す」というコンセプトのもと、
港まちでもともと営業していたふたつの喫茶店をリサーチし、
そこにあった生活品を丹念に模写し、描き起こした絵巻物を展示する、中尾美園。

中尾美園『花嫁のみらい』2016(*参考作品)

山から切り出した丸太を、川で遊びながら港まちまで運び、
その過程を収めた映像作品とともに展示する、前衛集団〈ヒスロム〉。
展示だけでなく、彼らによるトークイベントやパフォーマンスも開催されます。

映像やパフォーマンスなどの作品を発表するヒスロム。(Photo:Takayuki Imai)

そして、公式ビジュアルも担当した、愛知在住の写真家、城戸保は、
実際に港まちをフィールドに、新たに撮り下ろした写真作品を展示。
独自の視点と、一見して絵画のような彩度のある作風の写真からは、
これまで見えなかった、新しい港まちの風景が見えてくるはず。

城戸保『6000台を乗せた船』2016(*出展予定作品)

そのほかの作品も、ココでしか生まれなかったであろう、
このまちで見る価値のあるものになりそうです。
そして、参加型のワークショップもそのひとつに数えてもいいでしょう。

ファッションブランド〈シアタープロダクツ〉のメンバーと、
世界的な音楽家たちを擁する〈トラベルムジカ〉によるワークショップや、
アイルランドを拠点に1000冊以上の本を出版してきたパブリッシャー〈コラクル〉と、
プレイベント時にも本をテーマに展示企画をキュレーションした渡辺英司による
「アイデアをどのように印刷物としてかたちにするのか?」
をテーマとしたワークショップも開催。

『ニシヘヒガシヘ! 漂流するメロディー ワークショップ in みなとまち』2016(*〈アッセンブリッジ・ナゴヤ〉プレイベント)

『コラクルを訪ねて』(Photo:Eiji Watanabe)

まちと音楽とアートが溶け合う、このアッセンブリッジ・ナゴヤ 2016を通して、
新しい名古屋の魅力を体験できるのではないでしょうか。

information

Assembridge Nagoya 2016 
アッセンブリッジ・ナゴヤ 2016

会期:2016年9月22日(木・祝)~10月23日(日)

会場:名古屋港〜築地口エリア一帯

http://assembridge.nagoya/

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