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posted:2016.7.19 from:全国 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Takatoshi Takebe
武部敬俊
たけべ・たかとし●岐阜出身。名古屋在住。出版/編集職に従事した後、ひとりで制作・出版する雑誌“THISIS(NOT)MAGAZINE”を手がける。現在は多数のイベントを企画制作しつつ、ウェブマガジン“LIVERARY”を日々更新/精進しています。押忍!
http://liverary-mag.com/
公益財団法人日本野鳥の会が主催する〈ツバメのねぐら入り観察会〉が、
2016年7月24日(日)から9月4日(日)までの間、
初日となる名古屋を皮切りに、全国計25箇所で開催されます。
〈ツバメのねぐら入り観察会〉とは、
河川敷のヨシ原に集まり眠りにつく習性がある
ツバメの群れの様子を観察するというもの。
春から夏に民家の軒先などに巣をつくり、
子育てをするツバメの姿を見たことがある人は多いでしょう。
では、子育てを終えた親ツバメや巣立った後の子ツバメは一体どこへ?
実は、他の仲間と一緒に、河川敷のヨシ原などに集まって、
共同の〈ねぐら〉をつくっていたんです。
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このややマニアックなバードウォッチング、
そこにファンがいるのはわけがあります。
なんと、ねぐら入りのために集まるツバメの数は、数千〜数万羽!
それだけの数のツバメの大群が、一斉に舞い降りるわけですから、
その瞬間はかなり壮大です。大自然を間近で体感することとなるでしょう。
また、現在、ツバメの数が減少傾向にあることが問題視されているそうです。
ツバメの巣が作られる家は、繁栄するという言い伝えもあるほど。
古くから人と自然との共存を象徴する野鳥でした。
この機会にあなたの住む地域のツバメのねぐらを見に行ってみることで、
その新たな魅力を感じることができるはず。
いつの間にか、ツバメが消えてしまう……なんてことになる前に、
この会を通して、少しでも意識してあげることが、
ツバメたちを守る第一歩になるのかもしれません。
information
ツバメのねぐら入り観察会
料金:無料~500円(税込)※観察会によって異なります。
備考:天候によって中止となる場合あり。「要事前申込み」とあるものは、各公式サイトの備考欄を参照にお申込みいただけます。そのほかについては、当日直接集合場所へお越しいただければ、観察会に参加することできます。
Web:全国ツバメのねぐら入り観察会
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