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〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
青森で生まれたお米〈青天の霹靂〉をご存知ですか?
昨年発売されたばかりのお米なのですが、
一般財団法人日本穀物検定協会による食味ランキングにおいて、
2年連続で最高評価の特Aを獲得。
粘りとキレのバランスが良く、上品な甘みがおいしいと評判になり、
手に入りにくくなっているのだそうです。
ただいま青森県では、この特A獲得を記念してプレゼント企画を実施しています。
その名も〈喜びを贈ろう&もらおう!“青天の霹靂ははうれしい驚き”キャンペーン〉。
大切な方を喜ばせたい・驚かせたい理由を書いて送ると、
大切な方と応募者の方、それぞれに青森米〈青天の霹靂〉5kgが贈られます。
(当選は厳正な選考の上で決定)
こちらの新しいお米、一体なぜそんなに高く評価されているのでしょうか?
〈青天の霹靂〉は、誰もが驚くようなおいしさを目指してつくられた、
青森待望のブランド米。農家さん、流通・販売に関わる方々などが
一丸となってつくり上げた努力の賜物なのだそうです。
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生産者さんが特に力を入れてきたのが、土づくり。
青森には、ブナの原生林が残る世界遺産・白神山地や八甲田山など、
深い森が多く、たくさん雪が降ります。
そして、雪解け水は森が育んだ土壌に蓄えられ、
清冽な地下水となり、里の田んぼを潤します。
そうした自然の恵みを最大限に生かすために人間ができることは、
より良い土をつくること——生産者のみなさんはそう考え、
土壌診断を行い、堆肥を施し、土壌を改良し、
健康な土づくり運動に取り組んできたのだとか。
また、冷害や病害虫に悩まされ、品種改良にも力を注いできました。
これまで、稲作は南からやってきたものと思われていました。
ところが近年になって、津軽平野・田舎館村の〈垂柳遺跡〉や弘前市の〈砂沢遺跡〉から
弥生時代の水田跡や用水遺跡、炭化米が見つかったのだとか。
田舎館村・高樋にある弥生時代中期の遺跡で見つかった炭化米が
国内最古の熱帯ジャポニカ米であることもわかりました。
青森は、昔から米と関わりのある地だったのです。
プレゼントの応募受付期間は2016年3月22日(火)まで。
応募方法の詳細はこちらから!
生産者さんの思いがつまった“誰もが驚くようなおいしさ”。
ぜひ一度味わってみたいですね。
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