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posted:2015.12.1 from:鳥取県鳥取市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
日本で最もかにの水揚げ量が多いところはどこかご存知ですか?
北海道?かとおもいきや、なんと鳥取県!
2014年の農林水産省 水産物流通調査によると、
各県のかにの水揚げ量は、
鳥取県が9.668t、北海道が2,923t、
兵庫県が2,542t、新潟県が1,707t、石川県が1,390tでダントツの1位。
鳥取でのカニの水揚げ量は、
日本全国の約45%の割合を占める一大産地なんです。
この鳥取で、11月上旬からは〈松葉がに〉や
〈親がに(ズワイガニの雌)〉漁が解禁され、
鳥取の旬なカニを味わえる美味しい季節が到来!
いま旬なのは、〈松葉がに〉。
松葉がにとはズワイガニのうち、成長した雄のこと。
11月上旬から3月の波の高い冬の日本海で収穫されます。
ぎっしりと詰まった身と上品な旨味が特徴の、
冬の鳥取を代表する味覚の王者です。
平均寿命は15年といわれており、
普段食べている大きな松葉がには本当に貴重なもの。
ちなみに山陰地方では〈松葉がに〉と呼ばれますが、
福井県産のものは〈越前ガニ〉と呼ばれ、
京都では〈間人ガニ〉と呼ばれています。
鳥取県でのかにで、甲羅幅11センチ以上で
高品質の松葉がには鳥取産を証明するタグを取り付けているので
おいしさの証としてぜひチェックしてみては?
ちなみに今年の鳥取県は、
「蟹取県ウェルカニ♪キャンペーン」として、
かににまつわるおいしいキャンペーンをいろいろ行っています。
詳細はこちら
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鳥取県のおいしいものは、かにだけではありません。
江戸時代から和牛の産地として、
良牛が受け継がれてきた鳥取。
全国で初めて、和牛の登録事業に着手し、生まれた「気高」(けたか)号は、
現在の有名ブランド牛の始祖として和牛界の歴史に不朽の名を残す牛。
いまもそのブランドは〈鳥取和牛〉として受け継がれています。
そんな鳥取のかにと牛肉を購入できるWebサイトが
このたびオープン!
一般社団法人日本特産品促進協会(JASPO)が
お届けする特産品マート。
日本中の様々な優れものやおいしいものを、
旬に合わせてお届けするWebショップです。
今回は、選りすぐりの本場の松葉ガニと、
銘柄和牛の源流となる鳥取和牛のラインナップ。
下記Webサイトより購入することができます。
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