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posted:2015.11.25 from:広島県尾道市 genre:旅行
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
広島県尾道市から、愛媛県今治市までをむすぶ、
〈瀬戸内しまなみ海道〉にある、全長約70kmという
日本一の長さを誇るサイクリング道〈瀬戸内海横断自転車道〉。
とても立派に整備された道で、
島々と海山が織りなす美しい景観を眺めながら
サイクリングが出来るアクティビティです。
そんな〈瀬戸内海横断自転車道〉がただいま、
2016年3月31日まで、自転車・歩行者ともに
期間限定で無料で通行が可能。
沿線の自治体がレンタサイクルを実施しているので、
コースの一部分だけをサイクリングして、
各地にあるレンタサイクルターミナルでの乗捨ても自由にできます。
今回は、広島県の生口島から〈多々羅大橋〉を越えて
愛媛県の大三島までのコースを走ってみました。
まずは、生口島・瀬戸田にあるサンセットビーチの
レンタサイクルターミナルへ。
ターミナルによっても違いますが、
自転車、タンデム自転車、電動アシスト自転車の3種類があります。
自転車・タンデム自転車は1日500円。
電動アシスト自転車は、4時間以内の利用で800円。
レンタサイクルの魅力は、
普段着でも参加できるところ。
日差しが強い季節は帽子やサングラスがあるといいですが、
本格的なサイクリングのユニフォームを身につけなくても、
お散歩気分で海と山の眺めをたっぷり味わうことができますよ。
海風がとっても気持ちいい!
サイクリング用の自転車専用道路はひろびろ。
海と山に囲まれて、右を見ても左を見ても、
どちらもいい眺めです。
20分ほど走ると、多々羅大橋のふもとにたどり着きます。
「国産レモン発祥の地」の記念碑が。
生口島は、生産一位を誇る国産レモンの産地。
島の八百屋さんでは、東京ではひとつ200円で
売られているような国産レモンが、
カゴいっぱいで200円で売られていたのが衝撃でした。
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それでは〈多々羅大橋〉を渡ります。
〈多々羅大橋〉は、しまなみ海道の尾道側から4番目の橋で、
広島県と愛媛県との県境にかかる橋。
完成時には斜張橋として世界最長を誇ったそう。
鳥が羽を広げたような美しい姿に圧倒されます。
橋にはサイクリングコースが併設されています。
橋の上から見下ろす瀬戸内海は、
太陽を浴びてキラキラしていました。
また、〈多々羅大橋〉には、橋の支柱の下で手を叩くと、
「鳴き竜」と呼ばれる不思議な現象が体験できるので、
是非やってみてくださいね。
〈瀬戸内海横断自転車道〉のサイクリングコースは
すごく立派。のぼりとくだり、
ちゃんと別のトラックになっていて、
すごく走りやすいんです。
生口島から〈多々羅大橋〉を越えて
愛媛県の大三島に到着するまでの
所要時間は1時間たらず。
レンタサイクルで、ぜひ気軽に瀬戸内サイクリングを
楽しんでみてはいかがでしょうか?
■尾道観光協会 レンタサイクル本部
住所:〒722-0022 尾道市栗原町1268-1
TEL:(0848)36-5031
写真:津留崎徹花(冒頭のみ)
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