『土祭 2015』 益子の風土を受け継ぎ、 新たな祭りをつくる この土地で生きることの祭り
9月13日(日)〜28日(月)、
栃木県益子町にて「土祭(ひじさい)」が開催されます。
益子は関東平野の北東、八溝山地の南端に位置する、
農業と焼きもののまち。
縄文・弥生期の住居跡が残り、
民藝運動の拠点となった土地でもあります。


土祭は、そんな古代より人のいとなみが重ねられてきたまち、益子で
9月の新月から月が満ちる、15日間のあいだに開催されるお祭り。
「土祭」という名は、古代の土や泥の呼び方のひとつ
「ヒジ・ヒヂ」に由来しているそう。
第1回土祭の総合プロデューサーであった故・馬場浩史さんと
旧知の文筆家・武田好史さんの発案によって名づけられました。


今年は環境デザイナーの廣瀬俊介さんを土祭風土形成ディレクターに迎え、
地域の60代から80代の方からお話を聞くなど、
さまざまな角度からリサーチを行い、
町づくり・地域づくりにつながる祭りを構想していくそう。
「この土地で生きることの祭り」をテーマに、
44人の作家による展示や、陶器や農産物などが並ぶ市場、
演劇、映像上映、演奏会、トークショー、ワークショップなどが開催されます。

展示の見どころは、旧濱田庄司邸で開催される展示「益子の原土を継ぐ」。
益子で採れる原土を用いて、
陶芸家・染織家・日本画家・左官、計24名が新しい表現に挑戦します。
民藝運動の創始者のひとり、
濱田庄司さんが暮らした茅葺の邸宅もゆっくり見たい!

益子には、さまざまなジャンルの優れたつくり手が暮らしています。
そんなつくり手たちに出会うなら、
陶芸メッセ・益子の芝生広場で開催される土祭市場「益子手仕事村」へ。
益子で生まれた陶器や木工をはじめとするクラフト、
野菜、植物、パン、ジェラートなどが並びます。


夕刻タイムのハイライトは、
土祭広場で開催される演奏会「土舞台 月待ち演奏会」。
左官・挟土秀平さんとワークショップで制作した土舞台で、
伝統芸能や風土に根ざした音楽が披露されます。
さらに同会場では、益子の食「夕焼けバー」もオープン!
お祭り気分を味わうなら、ぜひこちらへ。
こちらは、9月13日(日)、19日(土)~21日(月)、
26日(土)、27日(日)開催。


2009年、馬場浩史さんのプロデュースのもとに始まった土祭は、
今年で3回目を迎えます。
本祭の前年にあたる年(2011・2014年)には、
1日だけのお祭り「前・土祭」も開催されました。
さらに昨年からは、益子の風土をあらためて掘り起こし、
それを活かしていく「益子の風土・風景を読み解くプロジェクト」もスタートしています。
会期中には、「益子の風土・風景 を読み解くプロジェクト」の展示や
廣瀬俊介さんと巡るツアー「土祭風景遠足」、
風土について考えるトークセッションなども開催予定とのこと。
くわしくはこちらから!
土祭 2015
会期 2015年9月13日(日)〜28日(月)
基本開場時間 10:00~17:00
会場 栃木県益子町内各所
主催 土祭実行委員会 共催|益子町
入場パスポート 500 円(中学生以下無料・益子町民無料)
電話 0285-72-8873(益子町産業建設部観光商工課 土祭事務局)