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posted:2015.6.3 from:青森県青森市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
本州最北端に位置する青森県。
三方を日本海、太平洋、陸奥湾に囲まれていて、
いろいろな漁業や養殖業が営まれています。
魚介類の消費量も全国トップクラス。
豊富な魚介類に恵まれる青森には、
ほかの地方ではあまり見かけない、
珍しい食材がいろいろあるんです。
なかでも驚いたのは「フジツボ」。
そう、テトラポットに張り付いているあの殻に包まれたいきものです!
青森では蒸したり煮たり焼いたりして頂きます。
主に陸奥湾で漁獲されていて、
お寿司屋さんや居酒屋さんで提供されています。
食べ方はというと、ツメを引くとフジツボの身が
するっと出てきます。
いったいどんな味なんだろう…とおっかなびっくり
口に運んでみると、まるでカニやエビのようなお味。
というのも実は、フジツボは甲殻類の仲間だから。
身を食べたら、殻の中のスープを飲み干すのが正しい食べ方です。
■「七子八珍」とは?
そんな、海産物天国の青森を表現するために、
「青森観光コンベンション協会」が作ったことばが「七子八珍」(ななこはっちん)。
青森近海から獲れる魚介類で、旬には家庭の食卓にのぼる
青森らしい食材をまとめたんです。
その内容は…
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七子(ななこ)は、「こ」のつく7品の魚卵など。
なまこの卵巣「このこ」。
たこの卵巣「たこのこ」。
貝柱の外側にある「ほたてのこ」。
鮭の卵「すじこ」。
マダラの白子「ましらこ」。
はたはたの卵「ぶりこ」。
マダラの卵「たらこ」。
そして八珍は、珍味といわれるもの8品。
花見ガニとも呼ばれる「くりがに」。
別名シャコと呼ばれる「がさえび」。
青森の冬を代表する味覚「なまこ」。
6~7月が旬の「うに」。
主に陸奥湾で漁獲される「ふじつぼ」。
踊り食いや天ぷらなどで食べる「しらうお」(白魚)。
刺身、焼き物、煮物などで食べる「さめ」。
海のパイナップルこと「ほや」。
青森に行った際には、ぜひ「七子八珍」
味わってみるのがオススメですよ。
・七子八珍
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