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posted:2015.4.20 from:青森県青森市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
ただいまBS朝日で放送中の番組、「アーツ&クラフツ商会」。
小山薫堂さんが監修するこの番組は、
熟練の職人による、手仕事の賜物である「工芸品」にフォーカスし、
現代のライフスタイルを提案するもの。
日本において住宅というものづくりに真摯に
取り組んでいるセキスイハイムが提供しています。
番組の特徴は、毎回、熟練の技を活かした番組独自の新商品を開発すること。
伝統と今を交えた和の名品が毎回の楽しみなんです。
さて2015年4月20日(月)に放送される最新エピソードのテーマは、
青森津軽が生んだガラスの芸術「津軽びいどろ」。
繊細な色調とやわらかなフォルム。
そして、大胆な色使いが特徴の「津軽びいどろ」は、
1400度の高熱と、ガラスを自在に操る
職人の熟練の技から生まれます。
いまもガラスの原料作りから、そのほとんどが手作業で行われています。
今回番組が尋ねたのは、青森市にあるガラスメーカー、北洋硝子。
浮き玉作りの技術を活かし、津軽びいどろを伝統工芸へと押し上げたメーカーです。
生活を彩る身近な製品から、芸術性の高いモノまで様々なびいどろを
生み出しています。
今回、新しい津軽びいどろのアイテム作りに挑むのは、芳賀清二(はがせいじ)さん。
いったいどんな新製品が作られるのでしょう?
その答えは..
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芳賀さんが創りあげたのは、庭に置く、手洗い台。
日光を浴びて輝く、目にも鮮やかな色合い。
とっても涼しげ。
これぞまさに、津軽びいどろのニュークラフツです。
この番組の舞台は、架空の小さなお店、「アーツアンドクラフツ商會」。
かつてウィリアム・モリスが興したアーツ&クラフト運動に感銘を受けた
店主が創業したお店という設定。
俳優の渡辺いっけいさんがふんする
おしゃべり好きな4代目店主・森須護(もりす・まもる)が、
伝統工芸の世界へとナビゲートしてくれますよ。
そしてただいま、番組Facebookでは
宮城県北部・鳴子温泉郷で作られる「鳴子こけし」から作られた
「交換こけし」をプレゼント中。これはこけしの中に空洞があり、
手紙が入れられる仕組みになっています。
外見は郵便配達員の姿をしていて、
伝統のこけしとは一味違ったニュークラフツなんですよ。
さらに今回のプレゼントの中には、小山薫堂氏の
直筆手紙が特別に封入されているのだそう。
詳細は番組Facebookにて。
それではまた来週も、「アーツアンドクラフツ商會」の新しい日本のプロダクトを
お届けします。
■「セキスイハイム presents アーツ&クラフツ商會」
放送局:BS朝日
放送時間:毎週月曜日23:00〜23:30
出演:渡辺いっけい
企画・監修:小山薫堂(放送作家、脚本家)
提供:セキスイハイム
NO.12「津軽びいどろ」
2015年4月6日(月)、20日(月)放送
画像提供:BS朝日
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