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posted:2015.3.6 from:宮城県仙台市 genre:ものづくり
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
「デザインとクラフトの橋渡し」をテーマに、
日本の伝統的な手仕事とコラボレーションして生み出された
プロダクトを販売する「fennica」。
2003年にスタートし、ディレクターのテリー・エリスさんと北村恵子さんが、
日本を中心とした伝統的な手仕事と、北欧などから集められた新旧デザインを
販売するビームスのレーベルです。
コロカルでご紹介し大きな反響を呼んだ、既存の常識を破る
青いこけし、「インディゴこけし」でもおなじみ。
このたび、その「fennica」に新作が登場。
「仙台・宮城には宝物がいっぱい」という通り、
宮城の職人さんとコラボレーションしたすてきなアイテムが作られ、
2015年3月8日(日)より3月15日(日)まで、
東京・原宿の「インターナショナルギャラリー ビームス」で
行われるイベント「2015 BEAMS EYE 仙台・宮城」にて
お披露目・販売されることになりました。
3月8日(日)には仙台の「ビームス 仙台」で
インディゴこけし(仙台木地製作所)、
常磐型手ぬぐい(名取屋染工場)のみ、一日限りの販売を行います。
新アイテムのひとつめは、仙台で活躍した創作こけし作家・故 石原日出男さんの
作品「槐(えんじゅ)の子」を復刻させたもの。
石原さんは、昭和30年代に自らの作品を”ポエティック・クラフト”と名づけ、
エンジュやケヤキなど美しい年輪、杢が生きた、抽象的な作品を発表していた作家。
今回は石原さんの作品から、描彩のない、抽象的な造形から
選りすぐりのものを復刻しています。
「遠刈田こけし」の工人、仙台木地製作所・佐藤正廣さん。
そして「fennica」別注として、オリジナル版をサイズダウンした
アイテムをプロデュース。顔の意匠を省きサイズを小さくして
お手頃サイズにしたこけし「えんじゅの子 fennicaディレクション」も登場しました。
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8日から開催されるイベント「2015 BEAMS EYE 仙台・宮城」では、
「Indigo Kokesi(インディゴこけし)」と
「DIGI-TORI TENUGUI,IKARI-TEREBI TENUG(手ぬぐい)」のほか、
旧河北町で作られた三輪田窯のパスタセットも登場。
どれも宮城の職人と作った、すばらしいプロダクトたち。
ぜひおでかけください。
「2015 BEAMS EYE 仙台・宮城」
会期:2015年3月8日(日)~3月15日(日)
時間:11:00~20:00
会場:インターナショナルギャラリー ビームス 2F
住所:東京都渋谷区神宮前3-25-15
・仙台会場
会期:3月8日(日)
時間:10:00~20:00
会場:ビームス 仙台
住所:宮城県仙台市青葉区一番町3-6-1 一番町平和ビル 1・2F
※仙台会場は、「インディゴこけし(仙台木地製作所)、
常磐型手ぬぐい(名取屋染工場)のみの販売」となります。
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