沖縄の木から生まれた 藤本健さんの木の器。 ありのままの、威風堂々とした たたずまい。
木の表情がやさしい、
威風堂々としたたたずまい。
藤本健さんの木のうつわは
なんともすがすがしくて、
大胆な魅力にあふれています。
藤本さんは愛知県に生まれ、
東京の木工所で経験を積んだ後に、沖縄へ移住。
現在は、沖縄県南城市にアトリエをかまえ、
沖縄の木を使用した作品をつくっています。
木工をはじめた当初は家具をつくっていたそうですが、
3年ほど前にうつわづくりに目覚め、
それ以来、うつわをつくり続けているそう。


はしが少しかけたお皿や、
いさぎよい切り口のボウルや、
少しゆがんだお椀。
それは、木のかたちにゆだね、
自然のフォルムを生かす製法から生まれます。
材料には乾いた木ではなく、水分を含んだ生木を使用。
木が乾燥していくにつれてゆがみが生まれていく、
その変化がおもしろいのだとか。
ある程度変形を予測し、最終的には木にゆだねる。
そのさじ加減から、絶妙なかたちが生まれます。

アカギやホルトノキなど、伐採された沖縄の木を使うのもこだわりのひとつ。こちらはガジュマルの木のお椀。
ありのまま、無垢のままの良さがありながら、
どんな料理もすとんとおさまり、
食卓に変化を添えてくれる。
これぞ、職人の仕事!


漆を塗り重ねたカップ。陶器のような趣きも感じられます。
そんな手づくり精神にあふれる藤本さんですが
なんと、ご自宅まで自分で建ててしまったそう!

セルフビルドの家のなか。家具や棚、木製の洗面所やお風呂まで手づくりです。
「家具がつくれるから、家ぐらいつくれるかなと思って」と
こともなげにいう藤本さん。
いやいや家を建てるなんて、並大抵のことではありません!
ほんとうに何から何まで自分でつくってしまう、
かっこいい作家さんです。
木のうつわは軽くて丈夫で、
じつは、とっても使い勝手がいい食器。
水気や油分を吸って色が変化していく様子も、楽しみなんです。

沖縄県南城市玉城にある「gallery k.」。1階がアトリエ、2階がギャラリーになっています。

藤本さんのうつわは、
ご自宅の敷地内にある「gallery k. 」や
沖縄の「GARB DOMINGO」などでお取り扱いしています。
くわしくは公式サイトをご覧ください。