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世界を旅しながらご当地カレーをつくる「カレーキャラバン」、次回は福島県南相馬市の「うまままつり」に登場!

コロカルニュース

posted:2014.11.7   from:福島県南相馬市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

インドで生まれ、
その土地々々で独自の進化をとげたカレー。
日本でも、欧風カレーや、
自分好みにアレンジして楽しめるカレーは大人気です。

墨東大学の講義「墨大カレー考」から生まれた
「カレーキャラバン」は、
そんなカレーの広がりやつながる力に注目したプロジェクト。

日本中、世界中のいろんなまちへ出かけ、
その場所で調達した食材と、
その場所に居合わせた人々の知恵をまぜあわて
カレーをつくり、みんなで食べます。

“カレーをつくることは、まちを知ること”
そこにカレーがあるだけで、
今まで出会ったことのない人達と
会話を交わし、新しい味に出会えてしまう。
キャラバンのメンバーの皆さんも、
そんなカレーの奥深さに毎回驚かされているそう。

小豆島

仏生山温泉

これまでに小豆島や仏生山温泉、
淡路島、高尾山など、30カ所以上を訪れ
カレーをつくってきました。

カレーキャラバンにある唯一のルールは、
市販のルーをつかわないことと、
食材は現地で調達すること。
毎回、地元の人と一緒に
試行錯誤をしながらカレーを完成させていきます。

カレーのほか、メンバーの加藤文俊さんが
タンドールから手づくりしたという
タンドリーチキンも好評。
これは、毎回登場する定番メニューだそうです。
おいしそうですね!

カレーキャラバンの活動は、本にもなっています。
さまざまな出会いのストーリーをまとめて、
そこから生まれた「場づくり」「チームづくり」
「持続可能性(サステナビリティ)」の方法について、
詳しく書かれています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
書籍「つながるカレー」の情報はこちら!
11月16日(日)は、そんなカレーキャラバンが
福島県の南相馬で行なわれる第一回「うまままつり」に登場!

「うまままつり」は、東日本大震災と原発事故によって
多くの被害を受けた福島県南相馬市にて、
”地元の方々と子どもたちの心に響くあたらしいお祭りを”
という思いから開催されるお祭り。
当日はドキュメンタリー映画上映会や
活弁師とバンドによる無声映画の上映会、
馬の体験コーナーなどが楽しめます。 

カレーキャラバンは16日(日)のお昼頃からスタート。
15時からみんなでカレーを食べる予定です。
お近くの方はぜひお出かけになってみてください!
福島祭り創造プロジェクト「うまままつり」
会場:朝日座(福島県南相馬市原町区大町1-120)
会期:平成26年11月15日(土)・16日(日)
開催時間:10:00〜16:00(5日の映画上映のみ20:00迄)
ディレクション:開発好明
参加作家:袴田京太郎
カレーキャラバン
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うまま祭り

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