colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

三重県名物!
食べ慣れたお菓子の新食感に
おどろく「お茶漬けあられ」

コロカルニュース

posted:2013.12.1   from:三重県松阪市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

三重県のあられ、「田舎あられ」。
一見ふつうのあられですが、
パッケージには「お茶漬けあられに最適」と書いてあります!
いったいどういうことなんでしょう。

聞きなれないフレーズ、「お茶漬けあられ」。
それは三重の伊勢志摩・松坂から京都あたりで
食べられている、お茶漬けのご飯のかわりにあられを
使った食べ物です。
別名「ぶぶあられ」とも呼ばれています。

お湯をいれてみました

作り方は..
茶碗もしくはどんぶりにあられを入れて、
塩または砂糖をお好みでおかけください。
塩は小さじに小盛り一杯程度、
砂糖は大さじ一杯程度。
そこにアツアツのお湯を注いだら、
ふたをしてあられがやわらかくなるまで待ちましょう。
ふたをするのは、ふやけたあられがお皿から
飛び出すことがあるから。
だいたい、30秒から1分くらいが目安です。
昔は七輪であられを炙ってお茶を入れて食べていたのだそう。

海苔をのせてみました

ふたをとって食べてみると、
お湯にふやけつつもちょっとだけ
香ばしいところが残ったあられの食感が新鮮!
ふにゃっとやわらかく香ばしく、
つるつると食べてしまいました。
これは一杯では止まらなくなってしまいそう!

このお茶漬けあられは、
塩でも砂糖でもおいしくいただけるように
あまり味がついていないプレーンなもの。
そして水分を含んでも適度なやわらかさを
保っているのがすごいんです。
一般にうられているあられでは、
やわらかすぎたり、かたすぎたりしてしまうことがあるそう。
今回頂いたのは、松坂の「菓匠たばね庵」さんのもの。
ぜひおうちでお試しください!

たばね庵 田舎あられ

Feature  特集記事&おすすめ記事