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あなたの地域にはある?
和製ハロウィンな伝統行事
「お月見どろぼう」

コロカルニュース

posted:2013.9.12   from:愛知県一宮市  genre:暮らしと移住

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

旧暦8月15日の「十五夜」に、ススキや萩を飾って、
お団子や栗などを食べながら中秋の名月を眺める伝統行事「お月見」。
今年は9月19日(木)にやってきます。

地域によって、お月見のしかたもいろいろですが、
「お月見どろぼう」という面白い風習が行われる地域もあるそうです。

「お月見泥棒」イメージ写真

「お月見どろぼう」とは聞きなれない方も多いと思いますが、
いわば日本版ハロウィンのような行事。
福島県や茨城県、千葉県、東京都の多摩地区、
山梨県、愛知県、三重県、奈良県などの一部で行われているところがあります。

その内容は、軒先や玄関に月見団子やお菓子を置いて
子どもたちが自由に食べたり、
子どもたちが民家を訪ねて住民にお菓子をねだったり、
地域によってやり方は様々です。

ちょっと似ているのが、大阪府岸和田市の風習で、
軒先に吊るされた団子を子どもたちが竹や木の棒で突いて、
もらっては食べるというもの。
ただ、近年ではこどもの安全などの観点から
こうした風習はなくなりつつあるようです。
個人的には、こどもの頃に体験してみたかったなと思います。

・写真:レポドラ日記さん

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