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posted:2021.12.16 from:福井県鯖江市・越前市・池田町・南越前町・越前町 genre:旅行
PR 福井県丹南広域組合
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全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Yu Ebihara
海老原 悠
えびはら・ゆう●コロカルエディター/ライター。生まれも育ちも埼玉県。地域でユニークな活動をしている人や、暮らしを楽しんでいる人に会いに行ってきます。人との出会いと美味しいものにいざなわれ、西へ東へ全国行脚。
そろそろ旅行にも行きたい気分。旅先では冬には冬の楽しみ方が待っています。
今回は、2024年春の北陸新幹線延伸で注目される、冬の福井丹南エリアをご紹介。
丹南エリアは、福井県の中央部に位置する
鯖江市・越前市・池田町・南越前町・越前町の5市町で構成され、
5つの国指定伝統的工芸品
(越前和紙・越前焼・越前打刃物・越前漆器・越前箪笥)が近接し、
国内屈指の伝統工芸の産地と言われています。
そんな丹南エリアでは、ここでしかできないさまざまなモノづくり体験のほか、
冬の季節しか食べられないグルメまで、
海・山・川がすべて揃った自然豊かなエリアならではの
アクティビティが盛りだくさんです。
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〈めがねミュージアム〉:鯖江市
めがねの一大産地の中心である鯖江市は
国産めがねフレームの約9割を生産しています。
そのため、めがねとともに「SABAE」の名前は広く世界に知れ渡ってきました。
鯖江市にある〈めがねミュージアム〉では
福井県内約50社の最新モデル3000本以上のめがねが展示販売されているほか、
100年以上続くめがねの歴史と魅力に触れる〈めがね博物館〉や
めがねづくりを体験し、本物の技術に触れることができる体験工房が
併設されています。
information
めがねミュージアム
〈龍泉刃物~バターナイフづくり体験~〉:越前市
700年の歴史を誇る越前打刃物。創業から70年におよぶ歩みのなかで、
〈龍泉刃物〉は、産地内でいち早くステンレス鋼の製品化を進めました。
鍛冶職人になった気分で、おしゃれなバターナイフをつくってみませんか。
〈今庄宿〉:南越前町
深々と積もる雪と古民家。少しノスタルジックな気分に。
江戸時代、京や江戸へ行き来する人々が必ずといっていいほど利用したのが、
ここ〈今庄宿(いまじょうしゅく)〉。
宿場町でありながら、敵の侵入の勢いを弱めるために
街道は矩折(かねおり)の構造に整備されました。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたまちなみは、
当時の繁栄を物語っています。
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「越前がに」:越前町
福井県を代表する冬の味覚「越前がに」。
越前町は福井県内でかにの水揚げ量が最も多く、
また漁場から港までが非常に近いことによって、
かにが生きたまま港に届けられるため、
越前がにの鮮度とおいしさは県内屈指です。
2015年から登場した最上級ブランド〈極(きわみ)〉。
厳しい基準(甲羅幅14.5センチ以上、重さ1.3キロ以上、爪の幅3センチ以上)を
満たしたオスのズワイガニにのみ与えられる称号で、
水揚げされる数が少ないため、値段も最上級です。
「ぼたん鍋」:池田町
冒頭の写真〈ツリーピクニックアドベンチャーいけだ〉の名物アクティビティ
〈メガジップライン〉などで遊んだあとは、
冷えた体を温めてくれる鍋料理はいかがでしょうか。
面積の9割以上が森林で、
猪や鹿、熊などの肉を使ったジビエ料理が気軽に食べられる池田町。
〈渓流温泉 冠荘〉では冬限定で、ぼたん鍋が食べられる宿泊プランが登場します。
さらに、食事処兼農家民宿〈酔虎夢(すいこ ゆめ)〉では、
ぼたん鍋のほか、鹿ステーキ、熊さしなど
バラエティにとんだジビエ料理が楽しめます。
information
ぼたん鍋が食べられる宿
渓流温泉 冠荘
住所:福井県今立郡池田町志津原14−17
TEL:0778-44-7755
Web:渓流温泉 冠荘公式サイト
酔虎夢
住所:福井県今立郡池田町土合皿尾4−5−9
TEL:090-9768-5300
Web:酔虎夢公式サイト
※猟の状況によりご提供できる数量が変わります。事前にお問い合わせください。
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2024年春、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業。
東京~福井間が直通3時間以内でつながり、
これまで以上に首都圏からのアクセスが向上します。
丹南エリアへは、南越駅(仮称)が便利です。
福井には古き良き伝統、文化、風土が数多く残っており、
失われつつある日本の原風景が息づく
素朴でありのままの姿が見どころでもあります。
ここにしかない「地味にすごい、福井」をぜひ体感してください。
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