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posted:2021.3.30 from:新潟県 genre:旅行
PR 新潟県
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writer profile
Madoka Hasegawa
長谷川円香
はせがわ・まどか●新潟県在住。ものづくりや移住、暮らしにまつわる記事を中心にWEB・紙媒体で執筆。また、企業の広報活動のお手伝いも行う。手を加えすぎていない古民家が好きで、夢は小さな畑のある古い一軒家で暮らすこと。仕事中は日本茶が手放せない。
新潟県に住んでいると、「当たり前」に見える景色。
そんな「当たり前」な景色が、初めて訪れた人にとって
美しく感じることもたくさんあるはずです。
新潟の「当たり前」の魅力を集めた企画が、「新潟※(コメジルシ)プロジェクト」。
地元の人にとっては「当たり前」だけど、
県外の人からしたら新鮮な感動を覚える「新潟の魅力」が詰まっています。
この冬、新潟県の地元の魅力を募集した
第5回フォトコンテスト「#新潟冬物語2021」にて、
ガイドブックにも紹介されないような、「お気に入りの新潟」をテーマに募ったところ、
多数の応募がありました。今回はそのなかから最優秀賞と、優秀賞作品を紹介します。
最優秀賞に選ばれたのは、@kotani1515 さんが、
阿賀野市・東部産業団地の近くで撮影した一枚。
この犬にとって生まれて初めての冬の新潟を見せてあげたいと散歩に連れ出したそうです。
「犬が水を覗けば地面にも雪山が映ります。犬はどんな気持ちだったかな?
犬は何を想い、冬をどう感じたんだろう?
新潟の雪景色の中で、愛犬の気持ちをめいっぱい考えました。
見る人によって、絵本のようにいろんなストーリーが浮かぶ写真になれば良いと思います」
と@kotani1515 さんが話すように、初めての雪におそるおそる近づきながらも、
わくわくしている犬の気持ちまで見えるような写真。
きっと人によって、見えるストーリーは変わってくるのでしょうね。
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新潟市江南区にある大地主伊藤家の旧大邸宅〈北方文化博物館〉。
約8800坪の敷地のなかには主屋や大広間、茶室、蔵、回遊式庭園があり、
歴代当主が集めた美術品コレクションも並んでいます。
撮影した @cherish3150さんは、
「連日の雪により他に訪問されている方はなく、貸し切り状態。
雪のため閉ざされた格子戸もすてきな雰囲気をつくってくれました。
歴史あるこの場所で、重ね続けた四季や
人の営みに思いを巡らせていただけたらと思います」
とこの写真を撮った背景を教えてくれました。
新潟の歴史を語る上で切っても切り離せない「北方文化博物館」。
@cherish3150 さんがつけたタイトル「連綿たる静寂と温もり」からもわかるように、
この地で長年重ねられてきた建物と人、四季の営みを感じられる作品になっていますね。
ふたつ目の優秀賞は、小千谷市の池ケ原にあるはさ木と雪景色。
見事に対比した朝焼けと雪原、真ん中に立つはさ木が
アクセントとなっている印象深い作品です。
はさ木は、刈り取った稲をかけて干すための横木のこと。
今でこそ機械で稲を乾かして出荷しますが、
ひと昔前までは稲を干すための木がたくさん植えられていました。
「早起きして日の出時間を撮影しました。
雪原が朝日に反射して波の様に美しく心打たれました。
米どころ新潟の伝統風景であることと、雪の美しさを表現したくて、撮影しました」
と@koneko_umauma さん。
池ケ原では、はさ木と星空、はさ木と田園風景など季節が変われば、
また異なった景色が見られるのだとか。
美しい新潟の景色が残る場所、ぜひ訪れてみたいスポットですね。
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第5回フォトコンテスト「#新潟冬物語2021」では、
先駆けて発表になっていた、最優秀賞・優秀賞に加え、
「コメジルシ賞」も発表となりました。
こちらでは、新潟市中央区にあるデンカビッグスワンスタジアムの雪景色や
魚沼市・目黒邸の囲炉裏、阿賀野市の瓢湖を訪れた白鳥の写真など、
目を見張るような幻想的な世界ばかり。
ぜひ、「#新潟冬物語2021」をインスタグラムなどでご覧いただき、
新潟の新たな魅力を発見し、そして足を運んでみてください。
information
第5回フォトコンテスト「#新潟冬物語2021」
Web:新潟※(コメジルシ)プロジェクト
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