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〈スカイベリー〉
大きい・美しい・おいしいの
三拍子揃った
栃木の“ハレの日のいちご”

コロカルニュース

posted:2020.1.31   from:栃木県  genre:食・グルメ

PR 栃木県

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

スカイベリーのおいしさを味わい尽くす
“いちご好き限定”ワークショップを開催

いちごの生産量、日本一を誇る栃木で生まれた
三ツ星いちご〈スカイベリー〉をご存知ですか?
それは、栃木の「いちご研究所」が17年の歳月をかけて
10万株のなかから見つけ出した、特別ないちご。
群を抜いて“大きい・美しい・おいしい“ハレの日のいちご”です。
2020年1月10日、銀座シックス内〈グラン銀座〉にて、
そんなスカイベリーのワークショップと試食会が開催されました。

イベントは、栃木県農政部経済流通課で
スカイベリーのブランディングを担当する岡本優さんのプレゼンテーションからスタート。
その後は、日本一の目利きといわれる〈銀座千疋屋〉の果実バイヤー、石部一保さん、
とちぎ未来大使・スカイベリーメッセンジャーの
筑井美佑輝さんによるトークセッションが行われました。

左から栃木在住のフリーアナウンサー、野澤朋代さん、〈銀座千疋屋〉の果実バイヤー、石部一保さん、とちぎ未来大使・スカイベリーメッセンジャーの筑井美佑輝さん。

左から栃木在住のフリーアナウンサー、野澤朋代さん、〈銀座千疋屋〉の果実バイヤー、石部一保さん、とちぎ未来大使・スカイベリーメッセンジャーの筑井美佑輝さん。

そして、待ちに待ったスカイベリーが運ばれてきました。
持ってみると、なんとこの大きさ!

スカイベリーを手に持つ

この日いただいたのは、現在栃木県が力を入れている〈プレミアムスカイベリー〉。
さっそくいただいてみると、何とも爽やかでジューシーな甘み。
酸味が少ないので、お子さんでも安心して食べられそうです。

いちごはビタミンCと食物繊維が豊富で、
スカイベリーのような大粒のいちごなら、
6、7個で大人が1日に必要なビタミンCを採れるのだと言います。
これはなんと、レモン5個分に相当するビタミン量。
酸っぱいほうがビタミンCが多いような気がしますが、
おいしいいちごでビタミンが採れるなんてうれしいですね。

石部さんは、フルーツの仕入れに携わって12年。
早朝に大田市場へ出かけ、目だけでおいしい果物を選別しています。
おいしいいちごの見分け方を聞くと、
艶とハリがあり、葉が新鮮なものを選ぶとよいのだとか。
また、へたの方から食べていくと、最後に一番甘いところを食べられると教えてくれました。

筑井さんのご実家は、いちご農家。
「私はスカイベリーの食感が好きなんです。ひと粒でも満足感があります」と語ります。

プレミアムスカイベリーを手がけているのは、
厳寒期の抽出検査で、平均糖度12度ほどにもなるいちごを生産する
〈JAおやま〉の指定生産者。
JAおやまでは〈スカイベリー研究会〉を発足し、
さらに大きさ・美しさ・おいしさが際立ついちごの生産に取り組んでいます。
各生産者は、栽培ノウハウや糖度測定結果をオープンにし、
互いに農場を行き来しながら、おいしさを追求しているのだとか。
栃木のいちごにかける情熱に驚かされます。

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銀座千疋屋特製フルーツサンドをはじめ、スペシャルなスイーツが登場!

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パティシエの創作意欲を刺激する、美しいいちご

後半は、スペシャルなスイーツが続々登場。
1品目は、〈スカイべリーのフレジエ スカイベリーのシャーベット添え〉。

スカイべリーのフレジエ スカイベリーのシャーベット添え

フランスでは春の訪れを告げるスイーツといわれている「フレジエ」は、
カスタードとバタークリームを合わせた濃厚なクリームが特徴。
断面の美しさにも、心が躍ります。

続いて登場したのは〈銀座マキシム・ド・パリ伝説の苺のミルフィーユ〉。
これは、グラン銀座が〈銀座マキシム・ド・パリ〉の味を再現した
ミルフィーユにスカイベリーを使用したもの。

2015年に惜しまれつつ幕を閉じた名店〈銀座マキシム・ド・パリ〉。グラン銀座では、同店の代名詞といわれたミルフィーユのレシピを、初代パティシエ・植村翁(しげき)シェフから伝授。グラン銀座の人気メニューとなっています。スカイベリーを使ったバージョンは、今回のみのスペシャル企画。

2015年に惜しまれつつ幕を閉じた名店〈銀座マキシム・ド・パリ〉。グラン銀座では、同店の代名詞といわれたミルフィーユのレシピを、初代パティシエ・植村翁(しげき)シェフから伝授。グラン銀座の人気メニューとなっています。スカイベリーを使ったバージョンは、今回のみのスペシャル企画。

サクサクのパイ生地と固く仕上げられたカスタードクリーム、
酸味の少ないスカイベリーの相性は抜群。

最後は、〈銀座千疋屋特製・スカイベリーのフルーツサンド〉がお目見え。

銀座千疋屋特製・スカイベリーのフルーツサンド

パンよりも厚いスカイベリーが迫力十分。
なかには、スカイベリーと季節のフルーツ、生クリームがたっぷり。
ナイフとフォークでゆっくり味わいたいサンドです。
スペシャルなメニューをいただき、気持ちも上がる一夜でした。

また、1月17日には東京・六本木の〈リッツカールトン東京〉でも
「女性のためのスカイベリー おもてなしワークショップと試食会」を開催。
フルーツアートデザイナーの高梨由美さんによる、フルーツアートの実演が行われ、
スカイベリーを用いたおもてなし術を披露。

フルーツアートデザイナーの高梨由美さんによる、スカイベリーを用いたフルーツアートの実践。

フルーツアートデザイナーの高梨由美さんによる、スカイベリーを用いたフルーツアートの実践。

そのままでも十分に見た目と味にインパクトがあるスカイベリーですが、
爽やかなエルダーフラワーのジュレと合わせたり、ナイフを入れて飾り切りをしたりするなど、
ちょっとしたアレンジを加えるだけで、より一層華やかなテーブルになりました。

アレンジ

その後はリッツ・カールトン特製の〈ストロベリーモンブラン〉と
〈インスピレーションチョコレートシャンティー ストロベリーガナッシュ〉、
〈いちごのタルト レモンクリーム〉が登場。
大きい・美しい・おいしいと、三拍子揃ったスカイベリーは、
パティシエの創作意欲を刺激するいちごと言えそう。

リッツ・カールトン特製のスイーツ

スカイベリーは、関東近郊のフルーツショップや百貨店などで販売されています。
また、栃木には、小山市にある〈いちごの里〉をはじめ、
スカイベリー摘みを楽しめる農園が約20か所もあります。
収穫期は11月下旬から5月下旬まで、最盛期は1月から5月上旬くらいまで。
まさに、いまが旬! 摘みたてのいちごのおいしさは、格別です。
ぜひ、お出かけになってみてください。

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