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〈TOKYO CACAO〉
東京産カカオの
ソイル・トゥ・バー・チョコレート
2万個限定発売!

コロカルニュース

posted:2019.10.29  from:東京都小笠原村  genre:買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

ビーン・トゥ・バーの一歩先をいく、ソイル・トゥ・バー・チョコレートとは

2019年11月1日(金)、国産カカオを使用した
チョコレート〈TOKYO CACAO〉が発売されます。

製造元は1901年創業の製菓会社、平塚製菓。
土壌をつくり、栽培から収穫、発酵、製品化まで、
すべての工程を一貫して国内で手掛ける
チョコレートの商品化を実現させました。

チョコレート〈TOKYO CACAO〉

数々の生産者が国産カカオの栽培に取り組み、
挫折してきたという話をご存知でしょうか?
平塚製菓もさまざまな失敗を乗り越え、収穫に至りました。

栽培地は、東京・小笠原村の母島。
2003年にカカオの栽培計画〈東京カカオプロジェクト〉をスタートし
ガーナやベトナムのカカオ農園を視察後、
気候条件をクリアしていた小笠原諸島を栽培地に決定しました。

ところが、最初に植えたカカオは実ることなく全滅。
その後、母島で初めてマンゴーの栽培に成功した
〈折田農園〉の協力を得て栽培計画を再構築し、
2013年11月、初めてカカオの実を収穫します。

カカオの実

見事に成長したカカオポッド(カカオの実)。

カカオの実の中

栽培チームの皆さん

栽培チームの皆さん。中央に立つのが〈折田農園〉の折田一夫さん。

折田農園の折田一夫さんは、次のように語っています。

「他の果物も育てているし、カカオも何とかなるだろうと最初は思っていました。
けれど予想以上に繊細で、思ったよりも弱い。
栽培には今でも気をつかいます。
最初の頃なんて花がひとつ咲いてよろこんだり、
実がついたのを見て“受粉する虫がちゃんといたんだ”とホッとしたり。
根腐れの原因がわからなくて大学の先生に土壌を調べてもらったりもしました。
ひとつひとつ原因をひも解いて発見を積み重ねていく作業はおもしろく、
謎や課題もよりよい栽培に向かう大事な種です。
小笠原の島の人たちも、ここで育ったカカオが
チョコレートになることを楽しみにしてくれています。
しっかりと実をつける木が増えてきているので、
これからはさらなる収穫量が期待できますよ」

次に取り組んだのは、カカオの種の発酵。
それまで日本に輸入されていたのは、カカオの種を
発酵・乾燥させた状態の原料のみ。
どのような菌で発酵するのか、どのくらいの温度で発酵するのか、
すべて手探りで研究するところからのスタートでした。

カカオポッド

カカオポッド。

カカオを二次発酵させる工程

カカオを二次発酵させる工程では、空気に触れさせるため、よくかき混ぜる。この発酵により、チョコレートの風味が決まる。

ようやく納得できる発酵にたどり着いたのは、2年後。
そして2015年、ついに国産カカオのチョコレートが完成します。
それから商品化へ向けてさらに開発を進め、完成したのが「TOKYO CACAO」。
2019年冬、晴れてお披露目というわけです。

じっくり練り込むコンチング作業

なめらかさと風味をアップするコンチングと呼ばれる工程。甘みは、国内産の甜菜糖のみを使用。

収穫されたカカオの実は、船便で小笠原諸島から平塚製菓の工場へと運ばれ、
新鮮なうちに種を取り出し、発酵・乾燥させ、
焙煎、ミリングなどを経てチョコレートに。
その味は、カカオの力強い香りとマイルドな風味が特徴。
その味わいこそ、国産ならではのもの。
カカオの木が芽を出すところから、収穫、発酵、
製品化まで、すべてを自分たちの手で手がけたチョコレート。
そこにソイル(土壌)・トゥ・バー・チョコレートと
名のるゆえんがあるのです。

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豆からチョコを手がけた社長の思い「チョコレート屋のおやじの夢なんです」

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〈TOKYO CACAO〉パッケージ

〈TOKYO CACAO〉タブレット2枚をパッケージ。価格:3,000円(税抜)

「TOKYO CACAO」は、社長の平塚正幸さんの
「東京産チョコレートを食べてみたい、つくってみたい」という思いから始まりました。
今回の発売にあたり、平塚さんは次のような言葉を寄せています。

「東京カカオプロジェクトは、チョコレート屋のおやじの夢なんです。
カカオを日本で育ててみたい、そのカカオでチョコレートを
つくってみたいという、いわば私のわがまま。
私は経営者ですから、普段は会社の利益率や
現場の効率に頭をめぐらせています。
でもそれだけでは正直つまらない。夢がなくちゃいけません。
まわりからどれだけ無謀だと言われても、夢見たことのために工夫し努力する。
そうすることで、視野は広がり、知見は深まり、新しい人間関係も生まれます。
そして何より、できなかったことができるようになるわくわく感。
若い人にもこの感覚を伝えていきたいなと思います。
このプロジェクトを通じて、私の夢はさらにひろがっています。
東京産カカオでつくったチョコレートは、きっと新しい“日本らしさ”になる。
引き続き国内一貫生産で世界に恥じない品質を追求していきます」

〈平塚製菓〉社長、平塚正幸さん

ガーナを訪れた〈平塚製菓〉社長、平塚正幸さん。(2003)

TOKYO CACAOは、同社の公式サイトにて予約を受付中。
11月1日より、順次発送されます。
ぜひチェックしてみてくださいね。

information

map

TOKYO CACAO 

原材料名:カカオ(東京産)、砂糖、乳化剤(一部に乳成分・大豆を含む)

内容:2枚入り

価格:3,000円(税抜)

製造販売元:平塚製菓株式会社

問い合わせ:0120-553-550(平日9:00〜17:00)

web:https://tokyo-cacao.com/

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