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posted:2018.9.27 from:全国 genre:旅行
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
列車に乗って、ローカルならではのサービスが体験できる観光列車。
人気のラインはすぐ満席になってしまいますが、一度は乗ってみたい列車です。
2018年9月、〈阪急交通社〉による観光列車の検索ランキングが発表されました。
結果は、こちらの通り!
1位 しまかぜ(近畿日本鉄道)
2位 四国まんなか千年ものがたり(JR四国)
3位 SLやまぐち号(JR西日本)
4位 トーマス号(大井川鐵道)
5位 ゆふいんの森(JR九州)
6位 伊予灘ものがたり(JR四国)
7位 花嫁のれん(JR西日本、IRいしかわ鉄道)
8位 或る列車(JR九州)
9位 アンパンマン列車(JR四国)
10位 おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道)
対象:阪急交通社のサイト内検索における2017年8月1日〜2018年7月31日の検索数合計より。単一キーワードによる検索数を元にしており、表記揺れ、複合キーワードによる検索はそれぞれ別キーワードとして集計されています。一部、本年度において同社が開催するツアーに含まれない観光列車もあります。
1位は、前回もトップに輝いた〈しまかぜ〉。
10列車中8列車が、昨年もランクインした列車となっています。
そんななか、2017年4月に運行を開始した
〈四国まんなか千年ものがたり〉が初登場2位に入りました。
ここでは、上位3位にランクインした列車をご紹介したいと思います。
3位は新山口駅〜津和野(つわの)駅を走る〈SLやまぐち号〉。
車両は展望車風、欧風、明治風などに分かれ、
それぞれのデザインが楽しめます。
客車は2017年9月にリニューアルされましたが、
レトロな雰囲気はSL全盛期の客車そのまま。
3号車の一部には、新たにSL運転体験シミュレーターや
投炭ゲームなどが設置され、大人気となっています。
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2位は「おとなの遊山」をコンセプトとする観光列車〈四国まんなか千年ものがたり〉。
2017年4月に運行を開始しました。四国のまんなか辺りに位置する、
多度津(たどつ)駅〜大歩危(おおぼけ)駅間を1日1往復します。
下り列車は〈そらの郷紀行〉、上り列車は〈しあわせの郷紀行〉と、
目的地をイメージした愛称がつけられており、
それぞれに異なったサービスを提供しているのが特徴。
ゆったりした座席で本格的なごはんを楽しめるのも、人気の理由。
〈そらの郷紀行〉では金刀比羅宮の森のなかにあるカフェ&レストラン〈神椿〉
シェフ特製の「さぬきこだわり素材の洋風料理」が、
〈しあわせの郷紀行〉では遊山箱に入った〈日本料理 味匠 藤本〉料理長による
日本料理「おとなの遊山箱」が楽しめます。(要予約)
〈神椿〉の調理長は自ら農家へ出向き、生産者からじっくり話を聞いた上で
食材を決めるなど、いずれも厳選された地元の食材を使用しています。
そして1位は大阪難波駅、京都駅、
近鉄名古屋駅〜賢島(かしこじま)駅間を走る 〈しまかぜ〉。
関西の主要都市や名古屋と伊勢志摩をつなぐ人気特急です。
電動リクライニングを完備したシートは座席の間隔が125cmとひろびろ。
和風、洋風の個室やサロン席があり、カフェ車両では
特産品の松坂牛や地ビールなども楽しめます。
そのほか、鳥取では2018年3月4日から〈昭和〉が
2018年7月1日からは〈あめつち〉の2列車が運行を開始。
2019年春頃には、富山で〈一万三千尺物語〉、
福岡で〈THE RAIL KITCHEN CHIKUGO〉という列車の運行が予定されているそうです。
今後の動向も気になりますね。
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観光列車名 キーワードランキング
発行元:阪急阪神ホールディングス
Web:観光列車・ローカル列車の旅特集
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