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writer profile
Nao Sakaguchi
坂口ナオ
さかぐち・なお●東京都在住のフリーライター。2013年より「旅」や「ローカル」をメインテーマに、Webと紙面での執筆活動を開始。2015年に編集者として企業に所属したのち、2018年に再びライターとして独立。日本各地のユニークな取り組みや伝統などの取材を手がけている。nao-sakaguchi.com
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photo by 二條七海
今年2月、高知市内に、ゲストハウス〈TOMARIGI HOSTEL〉が誕生しました。
〈TOMARIGI〉があるのは、空港直通バスの停留所「はりまや橋観光バスターミナル」
から徒歩6分、中心街までは徒歩8分と、高知観光の拠点に便利な好立地。
昭和45年から続く〈菜園場(さえんば)商店街〉の通り沿いにあり、
地元を感じられるロケーションも魅力のひとつです。
ちなみにこちらの商店街、高知の名を全国に轟かせた「よさこい祭り」の競演場でもあるんです。
昨年(2017年)からパレードの距離が伸び、〈TOMARIGI〉の目の前でも
演舞を見ることができるようになったそう!
1階のカフェ&バーは、「商店街の美味しいものをぜひ味わってほしい」と、飲食の持ち込みもOKなスペースに。(写真提供:TOMARIGI)
ゲストハウスのスペースは、鉄骨3階建てのビルの1階と2階。
1階を宿泊者以外も利用できるカフェ&バーとして、2階を客室として提供しています。
壁一面がホワイトボードになっており、イベントやミーティングなどの際に活躍するそう。
2階の客室には、8つのベッドが用意されています。
1階、2階共に、シンプル&スタイリッシュな内装に、
県産杉を利用した家具が配置された居心地のいい空間です。
杉の香りが心地よいベッドは、規格より少し広めのサイズ。
「TOMARIGIライブラリー」と名付けられた本棚には、〈TOMARIGI〉に関わる人々がセレクトした本が置いてあります。
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こちらは、地元の新聞に取り上げられ、ゲストハウスの前に行列ができるほど話題を呼んだ
TOMARIGIオリジナルメニューの「菜園サンド」(500円)。
シャキシャキの野菜とハム、ジューシーなトマトを食パンで包んで、
カリッと焼いたホットサンドです。
人気の秘密はその「素材」。
野菜は八百屋さん、ハムは精肉店、パンはパン屋さんと、
すべて菜園場商店街のお店で手に入れた素材で作られているんです。
県内で面白い取り組みをしている人やお店を招いたイベントを日夜開催。(写真提供:TOMARIGI)
また、ゲストハウス主催でさまざまなイベントを開催。
県内でユニークな取り組みをしている方を招いたトークイベントや、
まだあまり知られていない県内の名店を招いたフードイベントなど、
高知の魅力を発見する場を提供しています。
これらの取り組みを次々に行い、〈TOMARIGI〉をアップデートし続けているのはこちらの3人。
「まだ知られていない高知の面白い人や店を、たくさんの人に知ってもらえる場にしたい」
と語るのは、高知県出身のオーナー・篠田善典さん。
「僕、就職のときに『高知、面白い仕事ないじゃん』と思って県外に出た人間なんですけど、
いざ帰ってきてみたら、面白い会社も働き方もたくさんあるって気づいたんです。
ただ、それが伝わってなかっただけなんだって。それなら自分が伝えよう、と思いました」
2015年に高知にUターンした篠田さんは、その思いを胸に、
高知について語り合うイベント〈土佐トーク〉を定期開催。
その活動が、現在〈TOMARIGI〉で開催されている、
県内で面白い働き方をしている人を招いたトークイベント〈Walk Bar〉に繋がっているそうです。
スタッフの佐藤翔平さんは神奈川出身。
これまで日本各地を旅してきた佐藤さんですが、
「ひとつの地域に深く関わってみたい」とTOMARIGIにジョインしました。
佐藤さんが運営するブログ〈日本微住計画〉では、暮らすように旅をすることで見えてきた
地域の魅力を発信。現在は、TOMARIGIの広報も兼ねて高知の情報を日々更新中です。
旅人ならではの視点で切り取られた高知情報は、ユニークなものばかり!
高知に来る前に一読すれば、行きたい場所が見つかるかもしれません。
「ここで働きだしてから、いろんな人のライフスタイルや価値観に触れて
自分の考えの幅が広がってきた。変化を楽しめるようになったと思う」
と語るのは、もうひとりのスタッフ、高知の大学に通う現役大学生の古川森さん。
スタッフ3人で話し合って生まれた〈TOMARIGI〉のコンセプトは
「発見を生んで、変化を楽しむ宿」。
旅行者にも地元の人にも、新たな発見を生み、
変化を楽しんでもらえる場でありたいとの思いが込められています。
そのためにも、スタッフ自身が率先して発見・変化を楽しみながら、
〈TOMARIGI〉のサービスやイベントを企画しているそうです。
「現地の“生きた”情報を知りたい」
そう思ってゲストハウスへの宿泊を決めるなら、
〈TOMARIGI HOSTEL Cafe & Bar〉は最適の宿。
便利な立地や過ごしやすい空間が旅を支えてくれるだけでなく、
スタッフさんたちの人柄やこれまでの取り組みなど、さまざまな背景のもと
〈TOMARIGI〉に集まってきた高知のネットワークや情報が、
まだ知らない高知を「発見」するきっかけを与えてくれるはず。
次の高知旅行の拠点に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
information
TOMARIGI HOSTEL
住所:高知県高知市桜井町1−20
TEL:080-2979-4212
宿泊料金:ドミトリー 1人3,500円/泊
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