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連載

果物王国の独自栽培法とは?
長野のりんごがおいしい理由

Local Action
vol.097|Page 1

posted:2016.11.22  from:長野県長野市  genre:食・グルメ

sponsored by JA全農長野

〈 この連載・企画は… 〉  ひとつのまちの、ささやかな動きかもしれないけれど、創造性や楽しさに富んだ、
注目したい試みがあります。コロカルが見つけた、新しいローカルアクションのかたち。

writer profile

Hiromi Shimada

島田浩美

しまだ・ひろみ●編集者/ライター/書店員。長野県出身、在住。大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店〈ch.books〉をオープン。趣味は山登り、特技はマラソン。体力には自信あり。

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撮影:水野昭子(イベント風景)、内山温那(生産地風景)

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Supported by JA全農長野

おいしさの秘密は標高と寒暖差?

ケーキにたっぷり盛られたおいしそうなフルーツ。これらはすべて長野県産。
長野県はりんごをはじめ、ぶどうや桃など、さまざまなな果実を
多く全国に供給している全国有数の果物王国です。
そんな長野県産の果物の魅力を知り、味わうイベントが、9月下旬、
銀座の一角にある長野県のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉で開催されました。

豊かな風土に育まれた信州の食や暮らしを紹介し、首都圏と信州をつなぐ目的で、平成24年10月にオープンした〈銀座NAGANO〉。1階では信州を代表する食材や伝統食を販売、2階はイベントスペースになっていて、より深く信州を体感できるイベントを随時開催しています。

イベントにはまず、長野県出身で、全国第1号の野菜ソムリエでもあるKAORUさんが、
フルーツの楽しみ方や、フルーツをどう暮らしにとり入れたらいいかを提案。

シニア野菜ソムリエとして、後進の育成に力を注ぐほか、TVやラジオ、雑誌などで活躍しているKAORUさん。食全般の魅力や楽しさを幅広く伝えています。

KAORUさんの解説のなかで特に多く語られていたのが、長野県産りんごの魅力。
長野県では野菜なども含めた農地の標高がおよそ300~750メートルと高く、
その約8割は標高500メートル以上。
そのため夏でも昼間暑くても夜には気温が下がり、
その寒暖差が果物をおいしくするというのです。

また、長野県は典型的な内陸性気候で、果物の生育期である夏場は雨が少なく、
日照時間も長いため、より糖度の高いりんごが収穫されるのだそう。
確かに、ここで食べたりんごのおいしさといったら!

また、さまざまな品種を栽培していることも長野のりんごの大きな特徴。
長野県生まれのオリジナル品種だけでも〈秋映(あきばえ)〉、〈シナノスイート〉、
〈シナノゴールド〉、〈シナノドルチェ〉、〈シナノピッコロ〉など多様な品種があり、
8月から2月までの長期にわたって旬のりんごが採れるというわけ。

色が濃く、見た目も美しい〈秋映〉。甘みと酸味のバランスがよく、歯ごたえある食感が特徴。

続いて、〈銀座三笠曾館〉のフレンチシェフによる
フルーツの飾り切りワークショップも。
先ほどのケーキも銀座三笠曾館のパティシエによるもの。
そこまで本格的でなくても、家庭でも簡単にできる「飾り切り」を教えてくれました。

一見難しそうに見えるフルーツの飾り切りですが、薄くスライスしてずらしていくだけで、きれいに見えます。

切り方にちょっとした工夫を加えることで、こんな飾り切りが完成しました!

長野の果物の魅力に触れることができたイベント。
そのおいしさの秘密を探って、次はりんごの産地を訪ねてみることに。

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