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連載

グラフィックに文具店、出版業も。
〈リトルクリエイティブセンター〉
のデザインは、
岐阜のまちの人への恩返し

貝印 × コロカル GIFU NEXT
vol.008|Page 2

posted:2017.2.3  from:岐阜県岐阜市  genre:ものづくり / アート・デザイン・建築

sponsored by 貝印

〈 この連載・企画は… 〉  これまで4シーズンにわたって、
持続可能なものづくりや企業姿勢について取材をした〈貝印×コロカル〉シリーズ。
第5シーズンは、“100年企業”の貝印株式会社創業の地である「岐阜県」にクローズアップ。
岐阜県内の企業やプロジェクトを中心に、次世代のビジネスモデルやライフスタイルモデルを発信します。

writer profile

Tomohiro Okusa

大草朋宏

おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。

credit

撮影:石阪大輔(HATOS)

Page 2

地域出版〈さかだちブックス〉で、局地的に発信!

2014年からは〈さかだちブックス〉という出版業も始めた。
岐阜をコンテンツにした本をつくって、
わかりやすく岐阜に人が訪れるきっかけづくりを目指している。

「岐阜に人が訪れる目的をつくりたいですね。
さかだちブックスの本を見て遊びに来てもらったり、
アラスカ文具に買い物に来てもらったり。
どんどん県外からお客さんが来るようになれば、
おもしろい場所になっていくと思うので、がんばりたいです」

さかだちブックスの出版物。(右から)『私的岐阜観光案内』『文具の友』『やながせ倉庫ふむふむ手帖』『流るる星の夜に』

アラスカ文具の一角にあるさかだちブックスの書店コーナー。

全国的な流れと同様に、岐阜もシャッター通りが増えている。
少しずつ若い人も増えているが、減っていく数のほうが圧倒的に多い。
そんな現状で、彼らがまちづくりに興味があるのかといえば、すんなりYESではない。

「いまこうやって成り立っているのも、商店街の人たちのおかげなんです。
だからお世話になっている人たちに、
まずはどうにかして恩返ししていきたいという思いです。
お金だけを介している間柄ではないのです。
まちをおもしろくしたいとは思っていますが、あくまで結果論だと思っています」

初めてアラスカ文具を出店したやながせ倉庫。

「柳ケ瀬商店街のある人に、“今尾くんのところは、本当に儲からないよね。
でも好きなことやっているからいいよね”と言われました。
たしかにそうかも、と納得してしまいましたね。
楽しいからというのが、最終的な結論です。
これから事業がどう発展しても、その感覚はそのまま持っていたいです」

東京で働くことも考えたという、名古屋で働くことも考えたという。
でも結果的に岐阜にいる。
「まちへの恩返し」なんて、一見、古くさい考え方かもしれないけど、それが楽しい。
動機が純粋だから、ただデザインを落として終わりなんて乱暴なことにならない。
そんな結果論のまちづくりが岐阜にあった。

information

LITTLE CREATIVE CENTER 
リトルクリエイティブセンター

TEL:058-214-2444

http://licrce.com/

information

map

アラスカ文庫

住所:岐阜県岐阜市神田町6-16-2

TEL:058-214-2566

http://alaskabunguten.com/

information

貝印株式会社

http://www.kai-group.com/

貝印が発行する小冊子『FACT MAGAZINE』でも、岐阜を大特集!

http://www.kai-group.com/factmagazine/ja/issue/3/

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