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連載

市場で開催されるお寿司バトル!?
関門海峡〈唐戸市場〉は
海の幸のテーマパーク

NIPPON 47 Beer Spots&Scene!
全国、心地いいビールスポット
vol.016

posted:2016.6.1  from:山口県下関市  genre:食・グルメ

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〈 この連載・企画は… 〉  その土地ならではの風土や気質、食文化など、地域の魅力を生かし
地元の人たちと一緒につくった特別なビール〈47都道府県の一番搾り〉。
コロカルでは、そのビールをおいしく飲める47都道府県のスポットをリサーチしました。
ビールを片手に、しあわせな時間! さあ、ビールのある旅はいかがですか?

writer profile

Yuichiro Yamada

山田祐一郎

やまだ・ゆういちろう●福岡県出身、現在、福津(ふくつ)市在住。日本で唯一(※本人調べ)のヌードル(麺)ライターとして活動中。麺の専門書、全国紙、地元の情報誌などで麺に関する記事を執筆する。著書に『うどんのはなし 福岡』。
http://ii-kiji.com/

photographer profile

Yousuke Yamamoto

山本陽介

やまもと・ようすけ●山本写真機店店主。写真と写真屋の魅力を伝えるため、写真を軸にしたさまざまなイベントを開催する。2005年より開催しているおもしろ写真教室「cheeeese!!」は11年目に突入した。
http://yamamotocamera.jp

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47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
山口でコロカルが向かったのは、海の幸のテーマパークのような〈唐戸市場〉。

寿司に揚げ物に汁物まで! ここはまさにエンタメ市場!?

山口県下関市、九州と本土とを隔てる〈関門海峡〉をのぞむベイエリアにある
魚市場/総合食料品センター〈唐戸市場(からといちば)〉。
大小さまざまな船が悠々と往来し、岸から見る港町の風景は実にのどかなところです。

これが唐戸市場の外観。屋上には芝生広場もあります。

実はこの市場、普通の魚市場ではありません。
筆者の地元の福岡で「唐戸市場に行ってきた」と言うと、
みんなから「うわー、いいね!」「うらやましい!」
というリアクションが返ってくるところ。
そう、〈唐戸市場〉は、ちょっと特別な市場なんです。

誰もがうらやむ〈唐戸市場〉の魅力に触れたいなら、
金曜・土曜・日曜、祝日に行われるイベント
〈活きいき馬関街(ばかんがい)〉に訪れるのがオススメ。

〈活きいき馬関街〉は、毎週末・祝日に繰り広げられている“寿司バトル”。
お魚屋さんがそのまま“海鮮屋台”となって、握りたての寿司、できたての海鮮丼、
揚げたてのフライなどを販売しているんです。
右を見ても左を見ても、新鮮な海の幸のグルメ屋台がずらりと並ぶグルメ天国。
それではさっそく市場を探検してみましょう。

のぼりが立ち、メニューが張り出され、とっても賑やかな雰囲気。

ついつい大安売りの文字に目がいってしまいますね。

色とりどりの寿司が並んでいます。

海鮮屋台にはそれぞれに特徴があり、売っているものもさまざま。
初心者は人混みと市場の活気に戸惑ってしまうので、
まずは屋台をぐるりと巡ってお店の特徴を把握しましょう。
「寿司自慢」「海鮮丼専門」「マグロに自信あり」「揚げ物のレパートリーが多彩」
といった具合に、屋台ごとの個性が徐々にわかってきます。

ウニとイクラが贅沢な味わいのハーモニーを舌にもたらします。

炙りめんたいといった変わりネタも。

海鮮丼も800円でこのボリューム感! ほかにも500円台から販売している店もありました。

屋台を見て回ると、値段の安さに驚くはず。多くの屋台で1貫100~300円ほど。
下関の特産・フグ(地元・下関では「ふく」と言います)だって100円。
高級魚として知られるノドグロや、ウニ&イクラの強力コンビネーションの
軍艦巻きだって300円。感涙モノです。

こちらはぜひとも食べておきたい下関名物「ふく」の寿司。ほぼすべての店で1貫100円で提供されていました。

見た目にも美しい手の込んだ寿司。

狙いが定まったらいざ購入!

では、さっそく買っていきましょう。
プラスチック容器に自分で寿司を取る店もあれば、
指差しでスタッフがとってくれる店もあります。
店によってはトレーを貸してくれるところもあるので、必要な場合は尋ねてみましょう。

気になった寿司は取り皿へ。

ついつい気になった寿司のお隣をとってしまうこともしばしば。

自分だけの寿司コースをつくるような気分で楽しい!

からあげ、天ぷら、フライといった総菜ものも幅広く販売。

揚げ物も充実しています。
ジャンボサイズのエビフライはエビの頭も足もまるごと揚げたて。
ふくの唐揚げやフライ、カニのクリームコロッケなど、
ビールが恋しくなってきます……!

えびフライの大きさにびっくり!

えびフライにタルタルソースをたっぷり。

この屋台では人情も魅力のひとつ。どのお店でも気さくに話しかけてくれます。
「今日はアラカブがおいしいよ」「どこから来たの?」
「うちはふく汁が自慢だから食べてみて」と、
常連さんであるかのような気分にさせてくれるのです。

思いがけず会話が弾むこともしばしば。〈柳川水産〉の女将さんは、唐戸市場の「おかみさん会」の会長さんです。ふく汁 (400円)も評判です。

〈丸十タナカ〉のお母さん。その声につられて、思わずひとつ多めに買っちゃうのです。

みなさん、とっても親切なので、わからないことは気軽に尋ねてみましょう。

あー楽しい買い物でした! 最初は戸惑うかもしれませんが、
一度流れを覚えたら、これほど痛快な屋台街はありません。

福岡から遊びに来たおふたり。屋台のひとつ〈タケショー〉の食事スペースにて。

それでは戦利品をいただきましょう。
市場の2階にも食事ができるテーブルと椅子があり、
眼下の活気を感じながらお寿司を満喫できますし、
お店によっては商品を買うと自店の敷地内にあるテーブルでの食事を
案内してくれるところもあります。
市場の外に出て、芝生、ベンチ、ウッドデッキなど
お好みの場所で食べるのも気持ちがいいですよ。

関門海峡に沿ってウッドデッキが整備されています。

この日の戦利品とともに贅沢なビールタイム。

ふくの唐揚げは驚きの大きさでした。

もちろん、市場での直売ですから、ネタは新鮮そのもの。
とことん市場の魅力を堪能してから食べる寿司は格別のおいしさです。
関門橋、目の前を横切る船、対岸の景色を眺めながら寿司をほおばる。
そしてビールをグイッと流し込めば、気分は最高! 
潮風を感じながら外で寿司を食べるというなんとも贅沢な時間が過ごせます。

アウトドア気分で、思わずビールが進みました。

安くて、楽しくて、おいしい! 
そんな〈唐戸市場〉は寿司とビールが存分に楽しみ尽くせるエンタメ市場。
ぜひ週末にお出かけしてみてください。

今回飲んだのは、
地元の人と一緒につくった
〈キリン一番搾り 山口づくり〉

山口県産麦芽を一部使用した〈キリン一番搾り 山口づくり〉。豊かな旨みがありながら、 素材を生かした山口の「ぶちうまい料理」がさらに楽しめるような1本です。関門海峡の潮風がいっそう味わいを引き立ててくれました。

キリン一番搾り 山口づくりってどんなビール? →

※一番搾り 山口づくりは、山口の誇りを込めてつくった、山口だけの味わいです。

問合せ/キリンビール お客様相談室 TEL 0120-111-560(9:00~17:00土日祝除く)
ストップ!未成年者飲酒・飲酒運転。

information

map

唐戸市場

住所:山口県下関市唐戸町5-50

TEL:083-231-0001(唐戸市場業者連合協同組合)

営業時間:月曜日〜土曜日 5:00〜15:00、日曜日・祝日 8:00〜15:00(店舗により異なります)
活きいき馬関街 金曜日・土曜日 10:00~15:00、日曜日・祝日 8:00~15:00(ネタ切れの際は早じまいの場合があります)

定休日:水曜日(不定休)、お盆・年始

http://www.karatoichiba.com