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〈Cloud クラウド〉
美濃焼×シンガポール、
アジアの雲をイメージした磁器

コロカルニュース
vol.1918

posted:2016.11.7  from:岐阜県瑞浪市  genre:ものづくり / 買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。Twitter

岐阜県東部にある瑞浪市は、多治見市、土岐市と並んで、
“美濃焼”と総称される、磁器の産地。

ここで、白磁を手がけるブランド〈深山〉が、
シンガポール人のデザイナーとコラボレーションした
エスプレッソカップ&ソーサー〈Cloud(クラウド)〉
2016年12月より販売開始します。
アジアの空に浮かぶ雲をイメージした、エスプレッソカップ&ソーサーです。

プラナカンブルーのソーサー

クラウドは、たまごのような丸い形のカップに
雲型の持ち手がついた、ユニークな形状が特徴。
マットな質感のカップに、シンガポールを象徴する
プラナカンブルーのソーサーを合わせました。

この繊細なデザインは、“鋳込み”という手法で作られています。
鋳込みとは、ろくろを使わず、石膏で作った型を用いる器の成形方法のこと。
薄さと強度を兼ね備えた器づくりが可能になるんです。

そして、絵付けは、ひとつひとつ職人の手によって行われる〈里泉焼〉。
銅板を印刷原板とした和紙を用いて、線画を磁器に転写する技法です。

白磁の上に刷毛で貼りつけた和紙を素早くはがすと、文様が浮かび上がり、
特別な手触りを生み出します。
現在ではごく一部の窯元だけが継承する貴重な手法なんだそう。

深山の工房

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瑞浪の丁寧なものづくり

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深山がある瑞浪地区は、
明治20年から昭和40年にかけて海外の食器ブランドの製造を担い、
精巧な技術が世界でも高く評価されていたところ。

深山は1977年、学校の教職員であった
松崎捷也さんによって設立され、当時主流だったろくろ成型では
制作が難しかった形状の洋食器を製造するため、
鋳込み成型の専門メーカーとして始まりました。
現在は、捷也さんの息子である英之さんが代表を務めています。
このデザインが実現したのは、丁寧なものづくりあってこそ。

デザインを手掛けたのは、シンガポール人デザイナー・アーティストの
Casey Chen(ケイシー・チェン)さん。
カップ&ソーサーの発売は2016年12月15日(木)を予定。
ご予約は公式サイトにて可能です。

information

エスプレッソカップ&ソーサー Cloud(クラウド)

価格:5,000円(税込)

発売開始日:2016年12月15日(木)

Web:公式サイト

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