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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
香川県高松市の繁華街に、
地元の方にも観光客にも愛されるお店
「お食事処しるの店おふくろ」があります。
ここのお店の看板メニューは、お味噌汁!
ぶた汁、そうめん汁、あさり汁、そして季節のかき汁、鯛あら汁などなど
たくさんの種類のお味噌汁があるんです。
どれも、お腹いっぱいでもつるっと入ってしまうような
ほっとする美味しさです。
「おふくろ」はお味噌汁だけでなくおつまみメニューも
充実しているので、飲んだあとの〆に訪れる方もいれば、
おふくろでひとしきりお酒を楽しんで味噌汁を飲んで行かれる方も。
それでは「おふくろ」のメニュー図鑑をどうぞ。
1.とにかく、ぶた汁
まずは基本の「ぶた汁」。
おふくろに初めて来たのならまずはこれ、という定番中の定番。
讃岐では、正月のあんもち雑煮にも使われる
やや甘い白味噌がベース。豚肉や油揚げなどの
具と気持ちトロっとした汁が絡まって美味しいです。
おふくろレッスン:とにかく、ぶた汁
おふくろでは、おみそ汁を頼むとご飯(白飯)を
食べるか聞かれるで、お櫃か、お茶碗かを選ぶ。
お櫃1人前でお茶碗二杯分。
お腹と相談して、お店の方に頼んでみましょう。
2.たまご汁
こちらは、絶妙な半熟加減のたまごが入った汁。
黄身は潰して頂くのがオススメ。
赤味噌でも合います。
おふくろレッスン:味噌は中屋味噌
おふくろの汁の要となる味噌は、
地元・高松で作られている「中屋味噌」のもの。
ぶた汁には白味噌、あさりには赤味噌などと
具材によってお店のおすすめ味噌がありますが、
お客さんの好みにも気軽に応じてくれます。
3.具だくさんの基本メニュー
おふくろの汁で嬉しいのは、
具材がふんだんに使われているところ。
若布とうふ汁ではたっぷりのわかめ、
えのき汁ではえのき茸がひと株使われています。
おふくろレッスン:少しだけ楽しむのもOK
通常、おふくろの汁は口径が大きく浅い
吸物椀で提供されます。量は一般的なみそ汁の倍ぐらい。
それでは多いという場合は、
小さいお椀でオーダーすることも可能です。
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4.季節限定もおいしい
こちらは季節限定(11月後半〜3月頃)のメニュー。
やや小ぶりの牡蠣ながら、磯の香りは十分。
高松で冬を感じる逸品です。
おふくろレッスン:冬は牡蠣
かき汁の時期になると、
お惣菜メニューにカキフライも登場。
こちらも絶品です。
5.カスタマイズもOK
おふくろでは、好きな具材を組み合わせて
オーダーすることもできます。
こちらはつるっとしたじゅんさいと、
プリプリのアサリを贅沢に一緒に楽しめるオススメレシピ。
呑んだ夜の〆にピッタリ。
このように味噌のみならず、
好きな具材も選べるところが「おふくろ」ならではの懐の深さ。
6.おつまみも絶品
おふくろの楽しみは汁だけではありません。
カウンターには、季節の食材を使った美味しいお惣菜が並びます。
こちらは天然の鯛を使ったフライ。
オーダーを受けてから揚げるので、
さくさくの食感が味わえます。
ビールにぴったりの逸品ですよ。
おふくろレッスン:地元食材で季節の味
ショーケースの中の魚やお肉を使ったメニューも人気。
マヨネーズで和えた「サラダ」やアジ南蛮が人気。
季節によって、「まんばのけんちゃん」(冬)や
「葉ごぼう」(春)などの郷土料理も登場。
魚貝では、鯛フライ、カキフライ(冬)、
肉では、讃岐牛のたたきがオススメです。
などなど、「おふくろ」は大衆的ですが、
本にできるぐらい奥が深い名店。
いつか「おふくろ本」作ってみたい…!
■お食事処 しるの店 おふくろ
電話:087-831-0822
住所:香川県高松市瓦町1-11-12
営業時間:17:00~23:30(ラストオーダー23:00)
休:日曜・祝日
取材協力:Tonotype
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