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今日のおやつ:鶴舞う形の群馬県!
群馬の上毛かるたから生まれた
名物クッキー「鶴サブレー」

コロカルニュース

posted:2014.6.18   from:群馬県前橋市  genre:旅行 / 食・グルメ

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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

今日のおやつは、群馬県の「鶴サブレー」。
フレッシュバター、アーモンドプードル、
卵黄がたっぷり入ったリッチな味わいで、
サックサクのおいしいクッキーです。

だいぶ丸くなってますが鶴です

だが、なぜ鶴なのか?!鎌倉の鳩に対抗しているのでしょうか?!
ではなくて、群馬県の形が羽を広げた鶴に似ている、からなのです。
その由来は、群馬の名所、人、出来ごとを散りばめた
郷土かるた「上毛かるた」にあります。

■群馬の歴史、文化を伝える「上毛かるた」

こちらが「上毛かるた」絵札。

こちらが「上毛かるた」読み札。

上毛かるたは1947年生まれ。
地元の名士、浦野匡彦さんが、
群馬の歴史、文化を後世にも伝えるべく
県内各所から候補を募って創りあげました。
その内容は、「伊香保温泉日本の名湯」、
「誇る文豪田山花袋」など、
群馬のアピールポイントが凝縮されたもの。

「鶴舞う形の群馬県」というフレーズは、
上毛かるたの中でも有名な読み札のひとつ。
その姿をお菓子で再現したのが「鶴サブレー」なんです。
上毛かるたはこうした群馬のPRポイントが詰まった
地元の定番かるたで、小学校などで遊ぶことが多いのだそう。

ちなみにこちらがパッケージ。

この「鶴サブレー」を手がけるのは、群馬名物「焼まんじゅう」を
アイスにした「焼きまんじゅうジェラート」も
知られる洋菓子店「Baron」さん。
かるたの合間につまむ食べ方が理想でしょうか?
店舗以外では、群馬県のアンテナショップや
JR前橋駅、高崎駅構内の土産物屋などで販売されています。

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