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島暮らしを憧れだけで
終わらせたくない方へ。
長崎県の「島」が集まる移住相談会が東京で開催

コロカルニュース

posted:2017.9.15   from:長崎県  genre:暮らしと移住

PR 長崎県

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Ebihara

海老原 悠

えびはら・ゆう●コロカルエディター/ライター。生まれも育ちも埼玉県。地域でユニークな活動をしている人や、暮らしを楽しんでいる人に会いに行ってきます。人との出会いと美味しいものにいざなわれ、西へ東へ全国行脚。

長崎の「しま暮らし」ってどんな感じ?
「しまの暮らし」相談会で聞いてみよう!

長崎県には72の有人島があり、
豊かな自然、特有の文化、自慢できる食など、それぞれ個性豊かです。
島で暮らす人々の航路・航空路運賃の引き下げ、
島の地域資源を生かした雇用の場づくりを目的に制定された、
有人国境離島法の後押しもあり、島暮らしのハードルも以前より下がっています。

でも行ってみなければわからないことも確か。
そこで、10月と11月に開催される、
「長崎のしまで暮らそう!働こう!移住体験ツアー」に先駆けて、
9月24日(日)東京・有楽町で行われる、長崎県「しまの暮らし」相談会に足を運んで、
移住の先輩や、移住をサポートする行政のみなさんの話を聞いてみてはいかがでしょうか。
この相談会が、移住へ向けた大きな第一歩になりそうです。 

相談会の様子。

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対馬に移住した方に、対馬の初めての印象を語ってもらいました

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この「しまの暮らし」相談会では、
対馬市の島おこし協働隊の垂永晶憲さんと、
五島市の地域おこし協力隊の虎谷恭子さんがセミナーゲストとして登壇します。
今回は、対馬市の島おこし協働隊の垂永晶憲さんに、
対馬市に移住したきっかけと当時の対馬の印象を語っていただきました。

垂永さんは、福岡県出身。さらに大学時代は佐賀で過ごしていた、生粋の九州人ですが、
対馬と言われてもどこか遠い島のイメージだったといいます。

「(故郷が対馬だった)先輩に連れられて
学生の時に初めて訪れたのがきっかけだったのですが、
最初の印象は、船での移動が長い! ということ(笑)。
海も山も近いけれど、でも思っていたよりも田舎ではなく、ちゃんとまちもある。
そのときはまさかその4年後住むことになるとは思っていなかったですが、
『同じ九州に住んでいたのに、
こんなにすばらしい対馬のことを、なんで今まで知らなかったんだろう!』
って思うくらい、魅了されていましたね」

その後、対馬の地域おこしの会社を仲間たちと立ち上げたことがきっかけで、
島おこし協働隊として、対馬に移住した垂永さん。
現在では、市役所の農林水産部農林しいたけ課に所属しながら、農協へ出向をし、
対馬産しいたけを広める活動をしています。

対馬の景勝地、小綱(こづな)の夕陽。

「対馬の魅力は、磨けば光るダイヤの原石のようなビジネスチャンスが
ゴロゴロ落ちていることでしょうか。
他の地域では、その土地を代表するような農産物や、
これが魅力と呼べるモノがすでに世に出回っていますが、
対馬はまだまだやりがいのある地域です。
今から発信していけば、爆発的な人気を得られるものもあるんじゃないかと思えるんです」

24日の「しまの暮らし」相談会では、
対馬での島暮らしやキラリと光る隠れた特産物について詳しく聞けそうです。

最後に、垂永さんから「しま暮らし」を検討する人にひと言。
「田舎に飛び込みたい人、
なおかつ、いろんな人と仲良くできる人が馴染みやすいのではと思います。
移住を考えている人に対して、僕も全力でサポートしたいと思います。
海、山、自然が大好きな方はぜひ島への移住を検討してみてはいかがでしょうか」

五島市の鬼岳から市内を臨む。豊かな自然も福江島の魅力です。

information

map

しまの暮らし相談会

住所:ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階セミナールーム)

参加団体:長崎市・佐世保市・平戸市・対馬市・壱岐市・五島市・南島原市・新上五島町・ ながさき漁業伝習所(長崎県)・ながさき移住サポートセンター

http://nagasaki-iju.jp/schedule/0924tokyoshima

移住体験ツアーで効率よく島巡り

さらに、長崎県では、“しま暮らし”に関心がある若い世代(20代~40代)を対象にした
移住体験ツアーを実施します。
五島列島、または壱岐・対馬を巡るふたつのコースを用意。
自分に合った移住先を見つけられる絶好のチャンスです。
移住者の先輩に話を聞き、働き方、ライフスタイルについて知ることができるよう、
交流会の機会も設けられています。

また、住まいの見学は実際に島暮らしを検討している人にとってマストな行程でしょう。
各コース限定6名と少人数なので、ご応募はお早めに!
申し込みは9月30日までです。
ツアー行程、応募など、詳細はこちらのホームページをご覧ください。

壱岐市の猿岩。ツアーでも会えるかも!?

information

長崎のしまで暮らそう!働こう!移住体験ツアー

Aコース(五島列島コース)

訪問市町:五島市、新上五島町

日程:2017年10月27日(金)〜10月29日(日)

Bコース(壱岐・対馬コース)

訪問市町:壱岐市、対馬市

日程:2017年11月3日(金・祝)〜11月5日(日)

定員:

各コース 6名(いずれも共通)

*羽田空港発着の方に限ります。

*応募多数の場合は抽選となります。

参加費:

おひとりさま 2万円(税込/Aコース、Bコース共通/羽田空港発着)

申し込み締切:

2017年9月30日(土)

ツアー内容:

しまの職場見学(求人企業、起業した先輩移住者のお店など)

地域住民との交流会(先輩移住者・地域おこし協力隊員・地元企業・自治体の移住担当者など)

住まいなどの見学(お試し住宅を含む)など

Web:https://ktn-society.jp/nagasaki-iju/

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