空き家の活用でコミュニティをつくる。 松戸から始まった 〈omusubi不動産〉の挑戦

omusubi不動産 vol.1

はじめまして。
おこめをつくるフドウサン屋〈omusubi不動産〉の
殿塚建吾(とのづか けんご)と申します。

僕たちは「自給自足できるまちをつくろう」を合言葉に、
毎年、手で植えて手で刈るアナログな田んぼを続けながら、
空き家を使ったまちづくりを生業としています。

2023年の田植え。農家のきいちさん、オーガニックレストラン〈CAMOO〉さんとともに。(撮影:Hajime Kato)

2023年の田植え。農家のきいちさん、オーガニックレストラン〈CAMOO〉さんとともに。(撮影:Hajime Kato)

もともと、父方が不動産屋で母方が農家。
でも僕はお笑いの裏方をやりたかった。

青年期にそんなモヤモヤを抱えながら立ち上げたのが、omusubi不動産でした。

得意だった不動産業を生業にしながら、憧れる農家のライフスタイルを目指し、
一芸のある方が活躍できる場をつくる会社です。

本社は僕の出身地である千葉県松戸市にあり、
東京都下北沢の〈BONUS TRACK〉という新しい商店街のなかにも支店があります。

事業部は4つあります。

①賃貸(DIY賃貸)

②売買(リノベ再販)

③場の運営(シェアカフェ・シェアアトリエなど)

④まちづくりの企画(芸術祭運営、クリエイティブな不動産開発)

地域でチャレンジする方に場を提供する不動産業やシェアスペースの運営のほか、
イベントやフェスティバルなど地域の人が活動したり交流できたりする機会をつくる。
そのサイクルがぐるぐる回るように心がけ、まちが良くなればいいなと日々奮闘しています。

メンバーは約20名です。
不動産会社、まちづくりやデザイン会社の出身者をはじめ、
画家、漫画家、靴職人さんのいる不動産チーム、
元警察官の営業マンに、元バンドマンのコミュニティマネージャー、
演劇の演出家をしているまちのコーディネーター、
元DJの人事など、一緒に働くメンバーもバリエーションにあふれています。

田植えの準備として、スタッフみんなで畦(あぜ)を補修する日。極寒の作業後の集合写真!

田植えの準備として、スタッフみんなで畦(あぜ)を補修する日。極寒の作業後の集合写真!

とってもありがたいことに、私たちは2024年4月で10周年を迎えます。

この連載では、担当メンバーとともに各プロジェクトについて振り返りながら、
めっちゃ大変だけどおもしろい「空き家×コミュニティづくり」の
リアルをお伝えできたらなと思っています。

かつて僕は〈リノベのススメ〉に掲載されていた
MAD City プロジェクト〉のメンバーでもありました。
10年以上の時を経て、同じ連載に携われるのは本当に感慨深く、
とってもとってもうれしく思います。

今回はこれから始まる連載のプロローグとして、
僕らの活動全体をざっくりとご紹介させていただきます。

credit

omusubi不動産
おむすびふどうさん●「自給自足できるまちをつくろう」をコンセプトにまちの方々と田んぼや稲刈りをするフドウサン会社。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」をはじめとしたシェアアトリエを運営するほか、松戸市主催のアートフェスティバル「科学と芸術の丘」の実行委員として企画運営を行う。2020年4月下北沢のBONUS TRACKに参画。空き家をつかったまちづくりと田んぼをきっかけにした暮らしづくりに取り組んでいます。

https://www.omusubi-estate.com/

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