menu
記事のカテゴリー

海と山の
豊かな恵みに彩られる秋の食卓。
地域の循環、豊かな暮らし|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.146

Page 3

「いただきものおでん」完成!

ある朝散歩にでかけると、
竹カゴを背負った知り合いの海女さんにばったり会いました。
「これ持ってきな」とかごから取り出したのは、
畑で掘ったばかりの泥つきの大根。
その翌日、取材した方からこんにゃくと白滝をいただき、
さらに居酒屋の女将さんからつき立てのお餅をいただき。
その翌日に着つけの先生から新鮮なアジをいただいたので、
「これは!」と、その晩の夜ごはんはおでんに決定。

新聞紙にくるまれた泥付きの立派な大根

薪ストーブの上に乗ったおでん鍋

鍋の中の餅入り巾着とアジのつみれ、はんぺん

こんにゃくと白滝と大根は下茹でしてから味を含ませ、
餅入り巾着を仕込み、アジはつみれにしました。
薪ストーブの上でゆっくり味を含ませつつ、
盃を傾けお酒を飲みながらおでんをつまむ。
身も心も温まる、ほぼいただきもののおでんでした。

アジの骨せんべい

3枚におろしたあと、骨は常温から油でじっくり揚げておつまみに。夫はこの骨せんべいが大好物で、何度も「これおいしいね!」というくらいなので、本当に好きなようです。

ご飯の上にのっけた大根の葉っぱの炒め物

大根をいただくと、瑞々しい葉っぱがついてきます。この葉っぱが私はとても好きで、食べるとなんだか元気がみなぎる。ごまやツナ、雑魚、油揚げ、ナッツ類など、そのときにあるもので炒めてご飯のおともに、夜は晩酌のおともにしています。