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実りの秋。
わが家の田んぼでも稲が黄金色に色づき、
6年目となる米づくりも収穫まで無事に終えることができました。
今年のお米はというと、収量は少なかったものの味は極上。
甘みが強く感じられ、適度に粘り気もあり。
「なんか、うちのお米すごくおいしくない!?」と
家族みんなで興奮するほどでした。
稲架かけの途中で雨に見舞われたため、
例年よりも長く天日に干したせいなのか。
それとも、猛暑による日照時間が多かったせいなのか。
理由はよくわからないのですが、
とにかくとてもおいしくて。
ほぼ夫に任せきりの米づくり、
こんなにおいしいお米をつくってくれた夫に感謝です。
さて、わが家の新米も含め、
この時期になると下田では土地の恵みを色濃く感じます。
海と山に囲まれ、その恩恵を存分に受けられる環境。
あちらこちらで柿がたわわに実り、庭ではゆずや金柑が色づき始め、
友人知人たちからもいろいろなお裾分けをいただきます。
そのおかげで、
わが家の食卓はこの時期とても豊かに彩られるのです。
そんな津留崎家の最近の食卓をご紹介させていただきます。
まずは、わが家の新米をご紹介。
今年は育苗にも挑戦し、
見事な稲が育ってくれたことはとっても大きな進歩でした。
私たちが育てているのは「あいちのかおり」という品種。
魚沼産コシヒカリのような甘くてむっちりしたお米と比較すると、
さっぱりしていながら甘みはある。
日常的に食べるにはちょうどよい品種で、私たち好みです。
わが家ではもうかれこれ10年以上前から、
ご飯は土鍋で炊いています。
「土鍋って面倒では?」と友人たちに聞かれますが、
慣れてしまえば簡単だし早く炊けるのでとても便利。
浸水30分以上、強火で6分、沸騰したら弱火で6分、
10分蒸らしたらでき上がり。
友人たちに土鍋ご飯を振る舞うととてもおいしいと喜び、
何人かは土鍋を購入していました。
今年の新米を初めて食べた夜、娘がにっこり「おいしい〜」と。
いつもは1膳しか食べない娘が、
この日は3膳もおかわりしたのですから、
がんばった夫もそれはうれしそうでした。