menu
記事のカテゴリー

下田が最も熱くなる黒船祭で、
組み立て式のDIY屋台デビュー!
熱狂の場づくりを終えて。|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.141

Page 3

組み立て式屋台はどうやってつくる?

これまでそれなりにいろんなモノをつくってきましたが、
組み立て式屋台はつくった経験がありません。
(まあ、普通つくりませんね……)

さて、どんな風につくるか? と、
まずはイメージを膨らませるために
ネットでいろいろと検索するも、コレだ! というのに出合えず。

いくつかの実例を参考に、自分なりに考えてみて……

組み立て式屋台の手書きイメージ図

こんなイメージができ上がりました。
ここまでできればあとはつくるだけ! ですが、
この時点ですでに黒船祭開催まで10日を切っているという……。
(何をやるにもいつもギリギリ!)
屋台はできて終わりではなくて、保健所の許可も必要。
その申請も進めつつ、つくり始めました。

切り出した木材が並ぶ自宅の庭

屋台は自宅の庭で製作。都会の住宅事情ではなかなかこうした作業スペースも確保できないでしょうが、ありがたいコトに手に入れた古民家は庭も広く、また、コンクリ面も広いので作業しやすいのです。前回の妻の写真展の額縁もそうですが、こうした環境がなかったらそもそも「自分でつくろう」という発想にならなかったかもしれません。

東京では建築の設計や施工管理をしていたので、
イメージをカタチにするのは手慣れた作業です。

仮り組みした屋台

部材が揃ってきたので仮り組みしてみました。おおお! なかなかいい感じでは?

屋台の柱を黒く塗装

ネットで見た組み立て式屋台は木の色そのままのナチュラルな雰囲気が多かったのですが、LAC伊豆下田との相性を考えて黒っぽく塗装を。さて、うまくできるのか?

屋台完成! 料理はどうする?

3日ほどかけて無事に完成!
そして屋台をつくり始めた頃から、
どうせやるなら「自分らしい屋台料理を出したい!」と考え、
屋台をつくる作業をしつつ、
あーだこーだと試しては食べ、試しては食べを繰り返す。

結果、「土鍋で炊いた自家製米の焼きおにぎり」と
地物「イカ串」を出すことに。
祭の屋台なので適当にフランクフルトでも買ってきて焼けば
簡単だし儲かるとはわかってるのだけど、
それができない損な性分だということを実感しました。

地物のイカ串

地物イカ串は市内の鮮魚店にあって、何度も買って食べていた一品。屋台料理、何がいいかな? と考えていてコレだ!!! と思いつき、在庫を確認したら確保してくれることに! やった!

試作中の焼きおにぎり

焼きおにぎりをどう焼くとムラなく焼けるか? 試行錯誤を繰り返しました。

無事に屋台営業の許可もおりて、屋台メニューも決まり、
そして迎えた黒船祭!
どんな様子だったか? 動画、写真とともに説明します。