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では、そんなリモートワーカーたちに選ばれる地域って
どんなトコだろうか?
またその地域が、言ってしまえば「ヨソモノ」である
リモートワーカーたちを歓迎するようになるには
どうすればよいのだろう?
LAC伊豆下田の運営に携わっていることもあり、
そんなことをよくよく考えています。
地方にはどうしてもヨソモノを排除する傾向があるのは事実かと。
ただ、わが家が移住した下田のような観光地であれば、
そうした傾向はかなり薄いとは感じます。
(ヨソモノ排除してたら成り立ちませんから……)
先日、こんな印象的な1日がありました。
午前中は、施設のコミュニティスペースを使って
「地域の親子向けPC教室」を開催。
LAC運営サイドと地域の方との
「下田の子どもたちはPCをさわる機会が少ない」
という会話から生まれた企画で、
LACとも関わりのある外資系IT企業に勤める方などを
講師に迎えて行われました。
そして、午後には餅つきイベントを開催しました。
こちらはLACに集う方たちに、都会では廃れてしまったけど
地方では当たり前に残っている営みを体験してもらいたい
と企画したものです。
また、LACに集う人たちとの交流が生まれたら……ということで
地域の方たちにも声をかけました。
ということで、この日は、
午前中は都会のスキルを地方に。
午後は地方のスキルを都会に。
1日のうちに都会と地方の「スキルの交換」が行われました。
これはたまたま同じ日に行われましたが、
こうした「スキルの交換」が肝なのでは? と感じます。
昨年春にLAC伊豆下田の運営に携わるようになってから、
LACユーザーに地域の営みを体験してもらうイベント、
地域の方々との交流を深めるイベントを企画してきました。
また、地域としてもリモートワークの地として
下田を選んでくれた方たちの知恵を
地域の事業者の発展に生かすべく取り組みを始めました。
観光地と観光客のように、
「サービスを提供する側」と「お金を落とす側」という
一方通行の流れではなく、こうした「スキルの交換」があってこそ、
リモートワーカーと地域がお互いに必要性と理解を
高めていくことにつながるのではないか? そう考えています。
LAC伊豆下田に運営に携わるようになって間もなく1年。
引き続きこうした「スキル交換の場」を
どんどんとつくっていきたいと思います。
ということで、
リモートワーカーのみなさま、
是非是非、下田へ。
仕事に暮らしに、充実した日々が待っています!
そして、伊豆の、下田のみなさま、
LACに集う人でこんなことできる人いない?
LACでこんなイベントできない?
そんなご相談ありましたらお気軽にお声をおかけください〜。
どちらも、お待ちしていますね。
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LivingAnywhere Commons 伊豆下田