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LivingAnywhere Commons伊豆下田
都市と地方の
「スキルの交換」の場をつくる|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.137

Page 2

あらためて考える下田のこれから、
地方のこれから

いものでこの春、
生まれ育った東京から伊豆下田に移住してきて丸6年になります。
移住以来長く取り組んでいた養蜂場の仕事を昨年末で卒業しました。
振り返ると、これからは複業の時代! 地方でこそ複業だ!
そんな思いで、あちこちの仕事を請けていたら
忙しくなりすぎてしまい……。

しばらくは、少し腰を据えてこれからの暮らしのことを
じっくり考えて行動する時間を取っていこうと思っています。

庭の木に実ったニューサマーオレンジ

庭のニューサマーオレンジがたわわに実り始めました。

そんな今、あらためてわが家が暮らす
下田の、地方の「これから」についてよく考えるようになりました。

夜の下田の商店街

ここ下田は人口減少、少子高齢化に悩まされていますし、
商店街はますますシャッター化が進み、
主幹産業の観光業も決して順調とはいえません。

そんな下田に未来はないのか? というと
実際に身を置く自分としては、
そんなことはないのでは? とも感じるのです。

これまで、多くの地方創生は
「地場産業創出」とともに語られてきました。
大規模発電施設や工場の誘致……、
特に産業がない地域がそんな動きをとるのも
「地場産業創出」の必要性があってのことかと思います。

海の先に見える巨大な風力発電用の風車

以前、取り上げましたが、この地でも大規模洋上風力発電施設の計画がありました。地域とはまったく関係のない外資系企業の計画ということで、住民の大きな反対にあい撤退したようです。

でも、その定説には
少なからず変化が起きているのではないだろうか?
と実感をもって感じています。
……というのは昨年4月より
ワーケーション施設〈LivingAnywhere Commons 伊豆下田〉の
運営に携わるようになったからかもしれません。
(その経緯についてはコチラ