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早いものでこの春、
生まれ育った東京から伊豆下田に移住してきて丸6年になります。
移住以来長く取り組んでいた養蜂場の仕事を昨年末で卒業しました。
振り返ると、これからは複業の時代! 地方でこそ複業だ!
そんな思いで、あちこちの仕事を請けていたら
忙しくなりすぎてしまい……。
しばらくは、少し腰を据えてこれからの暮らしのことを
じっくり考えて行動する時間を取っていこうと思っています。
そんな今、あらためてわが家が暮らす
下田の、地方の「これから」についてよく考えるようになりました。
ここ下田は人口減少、少子高齢化に悩まされていますし、
商店街はますますシャッター化が進み、
主幹産業の観光業も決して順調とはいえません。
そんな下田に未来はないのか? というと
実際に身を置く自分としては、
そんなことはないのでは? とも感じるのです。
これまで、多くの地方創生は
「地場産業創出」とともに語られてきました。
大規模発電施設や工場の誘致……、
特に産業がない地域がそんな動きをとるのも
「地場産業創出」の必要性があってのことかと思います。
でも、その定説には
少なからず変化が起きているのではないだろうか?
と実感をもって感じています。
……というのは昨年4月より
ワーケーション施設〈LivingAnywhere Commons 伊豆下田〉の
運営に携わるようになったからかもしれません。
(その経緯についてはコチラ)