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さてさて、やって来ました稲刈り当日。
今年、集まったのは娘の同級生やそのお母さんたち、友人たち、
そして、田植えのときにも何人か来てくれていたのですが、
春から自分が運営に携わっている
LivingAnywhere Commons伊豆下田の滞在者さん。
そして、うれしいことに田んぼのご近所さんも参加してくれました。
はじめての方もいるので稲刈りのコツや縛り方、
段取りなどを説明して、稲刈り始め!
うれしいことなのですが今年はしっかりと育ってくれていて、
例年よりも稲の束が太い。
しかしその太さが仇となり、なかなか進みません。
おまけに、毎年手伝いに来てくれている男友だちが
ことごとく都合がつかず、自分以外は成人男性がいないこともあり、
竹を組むという力仕事の担い手が少なく、
自分が稲を刈っては竹を組んで、をやっており、
いつもよりも遅めのペースで作業が進んでいきました。
そんなこともあり、
昼前になっても想定の半分くらいしか進んでいません。
例年と人数的には変わらないのですが、
男手があるとないとでこんなに違うのかと、
あらためて感じていました。
これは今日中に全部刈るのはとても無理そうだ、
いつどうやって残った稲を刈るか?
段取りしなきゃだな……と考えはじめた頃に、
「バインダー(稲刈りの機械)を持ってきてやるから
下の段は機械で刈って、機械乾燥に出すしかないんじゃないか?」
と、昼食に出す羽釜ご飯を炊きに来てくれていた、
いつもお世話になっている米づくりの先輩が
状況を見て提案してくれたのです。
わが家の田んぼは2段になっていて、
上の段から手刈りを始めていました。
確かにこの進み具合では、下の段までたどり着かなそうです。
天日干しにこだわりすぎて
終わらなくなってしまってもしょうがない。
そう判断し、お願いすることにしました
(本当にありがたいです)。
お楽しみの昼ごはんを終えて、再開〜
ということで、結果、上段も稲刈りと稲架かけまで終了!
男手なしでもどうにかなるだろうという
甘い読みをしていた自分を猛省しました。
例年通り、昼過ぎくらいまで終わるイメージで
来てくれていた友人たちのなかには、
「これ、終わらないよね?
このままじゃ帰れないから、もう少しつき合うよ!」
と、夕方まで手伝ってくれた方も
沢山いて本当にありがたかったです(感謝してもしきれません!)。