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お米の自給自足で、喜び、感謝し、
悩み、苦労した58日間の記録。
SNSに投稿した本音とは?|Page 6

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.133

Page 6

「なんだか幸せ」な感覚を大切にしたい

2022年7月25日 稲梓の田んぼ 58日目
「鹿との闘い、終結か? 中干し終わり再び入水」

青々と育った稲

“鹿に入られ食べられたことが発覚して、
崖側も電気柵をまわして数日。
今のところ、入られていない。
やっぱり崖を登ったのか。
想像以上の運動能力と考えて対策せねば、と実感。
みなさまもご注意を。

ということで、このまま「鹿との闘い」の終結を願う!!
で、そんな電気柵をつくったり、
田んぼからの排水パイプを直したりで、
しばらく水をとめた中干しのままだった。
もろもろ段取りついたので、再び水を入れ始める。

ここ数日の日差しでカラッカラになっていた稲たち。
久々に入ってきた水に喜び、
見る見るうちにシャキーン!となっていった気がする。

鹿に食べられた稲も、どんどん元気に。
この勢いで復活したら穂をつけるのだろうか?
どう育っていくのか、ちと興味深い。
写真は今朝のものなんだけど、夕方からはまたもや強い雨。
なかなか安定しない天気。
実は、何日間か下田を離れてキャンプに行く予定を
たてていたのだけど、あまりに行き先方面の天気予報が悪いので、
キャンセルして下田にいることにした。
夏、お預け〜。
今は田んぼを離れるな、と言われているのかもしれん。
はい。もうしばし、成長を見守ります。”

2022年7月31日 稲梓の田んぼ記録 63日目
「なんだか幸せ」

“先日、鹿に入られたと
SNSで投稿したあとに、田んぼで柵をつくっていたときのこと。
田んぼの近くで、「ホーリーバジル」という
ハーブを育てている方がその投稿を見たようで、
心配そうに様子を見に来てくれた。

ホーリーバジルは、インドの伝統医学・アーユルヴェーダで
「不老不死の霊薬」ともいわれるハーブ。
そんな貴重なハーブをたくさんいただいてしまった。
帰りの車内がホーリーバジルの香りで満たされて、
鹿に稲を食べられて凹んでいたというのになんだか幸せだった。

今日は、暑くならないうちに作業をしようと
朝から草刈りやら草取りやらをしていた。
腰が悲鳴をあげだした頃に、隣の田んぼの人が、
スイカが冷えてるから一服しよう
と声をかけてくれて、一緒に一服した。

その方の奥さまが育てた自家栽培のスイカは甘くてみずみずしくて、
最高においしかった。
腰は痛いし、全身泥だらけで滝のように汗をかいていたのに、
なんだかとても幸せだった。

米づくりは、大変だし、うまくいかないこともある。
でも、こんな「なんだか幸せ」があるので、やめられないのよね。
多謝。”

今回の“稲梓の田んぼ記録”はここまでです。
稲がこうして、だんだんと大きくたくましくなる様子は
なかなか普段目にすることはないのではないでしょうか?
引き続き、“#稲梓の田んぼ記録”とハッシュタグをつけて、
投稿していきます。
興味があれば覗いてみてください!
(もうひとつ、「#古民家リノベ記録」シリーズも
ちょくちょく投稿してます。これもいつか記事にまとめたいなあ……)