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憧れの薪ストーブ導入!
薪ストーブの選び方から
煙突工事、設置まで|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.116

Page 3

古民家リノベーションでどうしても
取り入れたかったのは?

そんなリノベーション工事で、どうしても取り入れたくて
導入を決めたのが、薪ストーブです。
工事も大詰めとなった先日、薪ストーブの煙突工事をして設置。
さっそくその日の夕方、初めての点火をしました。

薪ストーブ

ゆらゆらと炎が立ち上がり始める。念願の薪ストーブ暮らしの始まりです!

移住前から、薪ストーブに憧れていました。
移住を考えるキッカケとなる刺激をくれた
地方に暮らす知人たちの家には、
必ずといっていいほど薪ストーブが鎮座。

その体の芯から感じる暖かさや、
家の周りの山々で燃料を調達するという
「エネルギーの地産地消」ともいえる
本来あるべき姿に魅力を感じていたものの、
都内の住宅地では薪ストーブを設置することは現実的ではないですし、
そもそも薪を手に入れる術もありませんでした。

そんな薪ストーブへの憧れを抱きつつ、下田に移住。
でも、住んでいた家は賃貸ですし、
また、地方とはいえ住宅地といえるような立地。
移住しても、相変わらず
「いつかは憧れの薪ストーブ」状態だったのです。

移住した下田では、養蜂場と工務店の仕事を
メインでするようになりました。
養蜂場がある山には、薪になりそうな木がゴロゴロしています。
また、工務店の仕事では、解体した廃材や、
使った材木の端材が大量に出ます。
そんなふうに、薪が無理なく調達できる環境が整ってきました。

下田の森の中の倒木

山の中、養蜂場への道。台風のあとには倒木が道を塞ぐこともあります。わざわざ木を伐り倒さなくても、こうした倒木だけでもかなりの量。倒木を使えば道の整備にもなるので一石二鳥です。

こんなに燃料に囲まれているのに、家の暖房は灯油ストーブ。
不自然だし、灯油代も高いし……。
なんともモッタイナイと感じていました。

そんな状況で、いまリノベーションに取り組んでいる古民家を
購入することが決まったのです。
立地的にも周辺の民家も少なくて距離もある。
念願の薪ストーブ導入いけそうだ! と、本格的に検討し始めました。

津留崎家の新居の外観

古民家と薪ストーブ。長い間憧れていた暮らしが現実に近づいてきました。イメージして行動し続けることの大切さを痛感しています。

古民家購入を検討し始めたのがちょうど1年前。
1年間、いろいろと調べて検討を重ね、今回の「点火」に至ったのです。