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移住してからは米づくりを始めたので、
とれた米を自宅に備蓄しています。
物流が止まったとしても、米があればお腹を満たすことができる。
それは自分たちにとって大きな安心感となっています。
さらに、東京ではペットボトルの水を購入していたので、
震災の際にスーパーでペットボトルの水が売り切れになったときは
混乱しました。けれど、いまは湧き水を汲んで、
それを飲料水や料理に使っています。
さらに、リノベ中の自宅の敷地には井戸があります。
井戸つきの家を探したわけではなく、
たまたま購入した家に井戸がついていたという幸運。
水道設備の一部に井戸水を使用する計画です。
井戸は断水の影響は受けないので災害時に強いのですが、
電動ポンプで汲み上げるので電気がないと利用できません。
いざという時はガソリンで動く非常用電源で
井戸水を使えるようにしています(いつかは電力も自給したい!)。
ということで、半ば陸の孤島になりつつあった伊豆半島の先っぽ下田で、
自然と近い暮らしのリスクやメリット、
災害に備える暮らし方についてあらためて考えていました。
万が一の……いや、必ず起こる災害にしっかり備えていきたいです。