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そして、例年はほかの子どもたちと一緒にカエルと戯れていたわが娘。
今年は違いました。4年目ということもあり、
さすがにカエルと戯れるにも飽きたのか、それとも、父親に
「そんな人だと思わなかった」と言った手前、
やらなきゃ! という気持ちが強かったのか。
植え始めから、終わるまでずっと大人に混ざって作業してました。
もうひとり、1年目の田植えから参加してくれている
娘の一番の友だちも、家の都合で少し遅れてやってきたのですが、
来てからは最後まで大人に混ざって田植えをしてくれました。
一生懸命に大人の中で田植えをするふたりの姿を見ていて、
実はちょいと涙ぐむほどに感動してしまいました
(歳とったせいで涙もろくて……)。
米づくりを始めたのは、ふたりが小学生になったばかりのとき。
自分たちも初めてのことばかりで、
わけがわからないという状態だったので、
それにつき合わされる娘やその友だちとしては、
わけわからないどころではなく「???」の連続だったと思います。
田植えから始まり、稲刈りまでのさまざまな作業を目の当たりにして、
稲穂が実り、稲刈りをしました。
そして、自分たちが手伝った田んぼで
できた米を食べるという経験もして。
そうして2年、3年、とわが家の米づくりも年数を重ねていき、
それとともに子どもたちも成長していったのです。
米づくりは、いろいろと大変なこともあります。
今年も除草剤を使わないで育てようと思っているので、
草取りにも手間がかかることでしょう。
そうして手間をかけたとしても、
台風や虫、鳥、獣の被害を受けることもあります。
こうして考えると、なんとリスクの高いことを
しているのだろうと思ってしまいます。
でも、この「米づくり」で得るものは計り知れない。
そんなコトも感じた4年目の田植えでした。
さあさあ、米づくりと家づくり。
忙しい夏になりそうです。