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いつもと違う年末年始。
初めて迎えた伊豆下田でのお正月|Page 4

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.098

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地域のつながりを感じる餅つき

そして、お節のほかにも年末に初めて経験したことがありました。
12月も残りわずかというある日、お世話になっている
ご近所さんが主催している餅つきに誘っていただきました。
いままでにも声をかけていただいていたのですが、
東京に帰省していたので参加できずにいたのです。

餅つき

「左手が無駄な動きしてるよ!」とか、みなさんからご指導を受けながら頑張る夫。ほとんどが初対面の方でしたが、一緒に餅をつきながら、食べながらの交流がとても楽しかった。

つきたてのお餅

みんなでお餅を食べる

うかがったのは、ご近所に住む土屋嘉芽雄さんのご自宅。
土屋さんは自ら田んぼで育てたもち米を使い、
親戚や友人たちを集めて毎年餅つきをしています。
「これがやりたくて餅米つくってるんだよね~」
と豪快に笑うカメ兄さん(と呼ばせていただいています)。

杵をかまえる土屋嘉芽雄さん

左の赤い帽子をかぶっている方が土屋嘉芽雄さん。

納豆と漬物と大根おろしをトッピング

各自が自家製のお漬物を持ち寄り、それをつまんだりお餅にのせたりして食べるのも温かみがあってうれしかった。納豆と漬物と大根おろしをトッピングして醤油をたらり、これが絶品でした。

ラジカセから流れる昭和歌謡曲、
みんなで冗談を言い合い笑いながら同じ釜の餅を食らう。
餅つきには互いのつながりを確認したり、
安心感を得る意味合いがあるのか……と、
帰省できなかった状況のなかで、とても感じるものがありました。

女性陣は手慣れた手つき

女性陣は手慣れた手つきで、あんころ餅やのし餅をつくっていきます。

あんころ餅

餅つきに初挑戦

私にとってほぼ初体験の餅つき。「やってみたいです!」と杵を振り上げてみたものの、うまくつけず、次第に餅が固まっていく……という、ど素人な姿に皆大笑い。そんな経験も楽しかった。