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どういうことか?
例えば副業についてだと……
下田の主幹産業である観光が
季節による波のある業種ということもあって、
それを補うかたちでさまざまな仕事を組み合わせて
生計をたてるのは当たり前のことなのです。
例えば、知人たちを考えてみても、
「宿泊業と漁師」
「宿泊業とデザイナー」
「飲食店とライター」
などなど、多くの人が副業に取り組んでいます。
ワーケーションについても……
下田はサーフィンや釣りといった
さまざまな海のレジャーが盛んな地域です。
出勤前にサーフィンに行ったり、
夕方仕事が終わってから釣りに行ったり、という人が当たり前にいます。
また、出勤前や仕事後とまでいかなくても、
オフの日に地元でレジャーを楽しむ人はかなり多くいます。
これ、実はワーケーション施設に滞在している人たちと近い
働き方なのです。
コロナ禍を通じて注目を集めている
「副業」「ワーケーション」といった働き方が、
実はここでは当たり前だったのです。
東京での働き方、価値観が地方的になってきたということか?
高校生たちにはこうした動きはどう感じられるのだろうか?
そんなコトも考えながら高校生たちに、
「地方」が注目を集めていること、地方での働き方の話をしました。
将来のことや働き方について考えるうえで、
何か参考になるような話となっていたらうれしく思います。
高校生たちが、僕らの話をまとめて何らかカタチにしてくれるそうです。
このまちを移住先として選んだ僕らの話を聞いてどう感じたのか?
カタチになったものを見るのが楽しみです。