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田舎暮らしに必須!?
移住後に役立った
4つのスキルと7つのモノ|Page 6

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.091

Page 6

3 作業靴は地下足袋&トレッキングシューズ

稲刈り後の田んぼ。足元は地下足袋

農作業や庭仕事の際、足元が快適かどうかで
効率も作業に向かう気持ちも変わってきます。
年中、長靴で作業している方がいますが、
自分は足元が蒸れるのがどうにも耐えられず、
長靴での作業はとても無理でした。

で、いろいろと試した結果、
いまは「地下足袋&トレッキングシューズ」を
状況によって使い分けるという方法に落ち着いています。

地下足袋……東京では祭りで神輿を担ぐ人か
造園屋さんくらいしか見ません。
でも、竹笠と同じく、ホームセンターの作業靴コーナーに
当たり前に売っています。

試しに買って農作業時に使ってみると……。
慣れないうちは底が薄くて頼りなさげだなあ、と感じていましたが、
慣れるとこれほど快適な夏の作業靴はないと感じます。

ただ、弱点は雨に弱いこと。
雨に弱いというか、朝露で土が濡れているだけで、
水が染みてきて足がビチョビチョになり、かなり不快。
そんなときにはどうしたものか?

くたびれてきたトレッキングシューズがあったので
作業靴にしてしまおうと履いてみました。
透湿防水仕様なので、長靴のように蒸れることはありません。
トレッキングシューズはもともとは野山を歩くための靴。
僕の場合は、野山を歩くような農作業も多くあり、これが大正解でした。
トレッキングシューズで作業を始めてから疲れ方が全然違うくらいです。

雨の日の農作業でトレッキングシューズを履いている人は
あまりいませんが(ほぼ長靴ですね)、おすすめです。

天日干し中の地下足袋とトレッキングシューズ

地下足袋は丸洗いできるのもいいです。長靴はすぐに穴が開きダメになってしまうのですがトレッキングシューズはタフで買い替えなくていいのも気に入っています。

4 手甲

鋤で田んぼ作業中

農作業や庭仕事では、肌を露出させない長袖長ズボンは基本です。
露出していると、虫刺されのリスクもあるし、
毛虫やかぶれる植物に触れたり、
トゲや枝で傷をつくってしまうこともあります。

でも、長袖を着ていても手袋と袖の間、
手首にどうしても少し肌が出てしまうことがあるのです。
そこに何かが触れてしまい、かぶれてしまったことが
2度ほどありました。ウルシやハゼといったかぶれる植物か
毛虫に触れてしまったのだと思うのですが、ひどくかぶれて大変でした。

それに懲りて、いまは手甲をして、手首をガードしています。
最初からしてたらあの痒い思いをせずに済んだ気がします……。
みなさんもお気をつけください。

5 腰袋

農でも建築でも大活躍の腰袋。
農作業のときには、ここに鎌やらハサミやら水分補給用の水筒を入れて、
DIYのときには、さまざまな工具やビスなどを入れて、使っています。

工具を入れた腰袋

建築現場では、職人さんたちは
もっといかつい腰袋をぶら下げていますが、
本職ではない自分にはこれくらいで十分です。

移住前にDIYをするときに便利だろうと買ったモノですが、
まさか移住して農作業に使うようになるとは思いませんでした。
革製なので丈夫ですし、味が出てきて愛着も湧いてきます。
ひとつ持っていると本当に便利です。