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下田で始まったクラウドファンディング
「新型コロナから伊豆下田を守りたい!
緊急支援プロジェクト」|Page 4

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.082

Page 4

愛するまちのために、乗り越えたい!

それは、下田市の飲食店、宿泊施設、農家、漁師の
経営存続を支援するクラウドファンディングです。

クラウドファンディングの実施期間は5月1日から30日までで、
返礼品は新型コロナ終息後に市内の加盟店で使用できる
支援額の1割増分のチケットなど。
加盟店には、集まった支援額から分配された金額が届けられる、
という仕組みです。
市内の事業者60店舗が加盟しています。

「自分たちでできること全部やってこの危機を乗り切ろう!」
という徳島さんのひと言から始まったこの計画。
コアメンバーは、地元で飲食店、宿泊業、漁師を営む10名弱の有志です。
みんなそれぞれの事業が危機的状況にあるなか、
まちの明かりを途絶えさせてはいけない、とこの動きが始まりました。

下田の海の夕焼け

徳島さんのクラウドファンディングへの想いが
自身のFacebookページで綴られています。
生粋の下田人である徳島さんの、下田のいまの状況への切実な想い、
それは移住者である自分には計り知れないものです。
その想いをダイレクトに感じてもらいたく、一部抜粋し引用します。

僕は下田で生まれ育ち、
地元で小さな居酒屋を経営させてもらっています。
下田は人口2万人の小さな小さな港町ですが、
このまちには僕らが自慢できるものがたくさんあります。

青い海と青い空、明るい太陽、
ちょっと個性的だけど優しいオジィやオバァたち。
僕は、そんな下田の宝物に見守られ、
海よりも深い愛と、空よりも広い心をもつ
たくさんの人たちに支えられて、
11年間、このまちで営業を続けることができました。

そんな、人と人とが支え合ってきた小さなまちが
いま、存続できなくなるかもしれないほどの
大きなピンチに立たされています。
新型コロナウイルスが僕らの下田を崩壊寸前までに陥れているのです。

(中略)

みんなで知恵を出し合った結果、
「下田を愛するすべての方々の力を借りるしかない!」と、
このクラウドファンディングを立ち上げることになりました。

コロナ禍が終息して、下田へお越しくださったときには、
「あのときは応援してくださり本当にありがとうございました!」
と心からのお礼と、精一杯のおもてなしをさせていただきたい
気持ちでいっぱいです。
僕たちは必ずその日がやってくることを信じ、地元の皆と結束し、
下田を愛する方々とも繋がり、この危機を絶対に乗り越えたいです。

下田はこの先もずっと、愛してくださる方々の安息の地であり続けたい。
訪れてくださるすべての方が元気になれる。そんなまちであり続けたい。

僕らの下田。みんなの下田。
応援をどうぞよろしくお願い致します!!!

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