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この新型コロナウイルス感染拡大を抑えるためには
何よりも「利他的であること」が求められていると感じます。
「自分は若くて免疫力があるから感染しても大丈夫。
何も行動を変えない」
自分のことだけを考えてそう行動していても(つまり利他的の反対、
利己的な行動)、自分が感染してしまえば、ほかの人にうつしてしまう。
免疫力が低下している人に移してしまう可能性もある。
すると、すでにギリギリの状態といわれている医療機関に
負担をかけることになる。
社会は混乱し続け、結局は社会の一員である自分も
その被害を被ることになる。
つまり、利己的な行動は結果、利己的ではない。
反対に、自分は大丈夫と思っていても、他人のことに思いをめぐらせ
「自分が感染しないように」または
「すでに感染しているかもしれない」と考えて行動する。
そんな「利他的」な行動が社会を守り、結果、自分や家族を守る。
なんだか禅問答のような話ですが、結局、自分や社会を守るためには
利他的でなければならない、ということを
このコロナ禍が気づかせてくれた気がします。
いま、下田だけでなくどこの地域も厳しい状況にあります。
そんな地域の存続すら危ぶまれる状況にあっては、
自分だけが、自分の事業だけが存続できれば、という考えだけでは
どうにもならないのかもしれません。地域を危機的状況から救うにも
「利他的であること」が肝なようにも感じます。
一連の下田での動きを見ていて、あらためて
小さなコミュニティの良さ、結束力、底力を知ることになりました。
この危機を乗り越えて、まちにみんなの笑顔があふれる日がくる。必ず。
そう信じています。
見ているだけで、凝り固まった心が解きほぐされるほどに美しい海。
新型コロナの終息後はそんな美しい海が自慢の小さな港町、
伊豆下田にて疲れ果てたみなさまのお越しをお待ちしております。
美しい海をいつでも楽しみたいなら終息後に移住もぜひ。
アフターコロナ? withコロナ? の時代は自然に近い、
海の幸、山の幸に恵まれたこんなまちが見直される、
そんな気がしています。
これを機に広がったリモートワークでどこの仕事だってできます。
でも、その前に新型コロナで危機に陥ったこのまちを
存続させなければ……なのです。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
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新型コロナから伊豆下田を守りたい!
緊急支援プロジェクト