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伊豆下田の美しい自然が織りなす絶景!
そこで起きている問題とは……|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.077

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移住して3年経っても慣れないもの

の冬は全国的にも暖冬ということですが、
もともと温暖な伊豆下田では
日中は上着いらずという日もあるほどで、
冬気分が盛り上がらずに過ごしております。

そんなこの地域では、1月も後半に差しかかると、
全国に先駆けて春の訪れを告げる
早咲きの桜「河津桜」が咲き始めるのです。

我が家の庭の河津桜

庭の河津桜、この記事を書いている1月後半の様子。もう五分ほど咲いています。下田のお隣、その名前の由来でもある河津町では例年にないほど早くに咲いているそうです。

3年前、2017年の河津桜が咲いている頃に
移住先探しの旅でこの地を訪れて、
縁がつながり移住することになりました。
そして、2017年の4月から下田に暮らし始め、
早いものでもうすぐで丸3年となります。

「3年経ってだいぶ慣れたでしょ?」
と、よく言われます。たしかに普段の暮らしで
「こんな時どうする……?」
となることはだいぶなくなりました。
少なからず「慣れた」と言えるとは思います。

でも、3年経ってもまったく慣れないことがあります。

それは、この地域の美しい自然がつくる“絶景”です。
移住したての頃、そうした景色に出会うたびに感動し
SNSにあげては、地元の方に
「すぐに当たり前の景色に感じるようになるよ」
と、言われたりもしていました。

高台から見た下田の海

でも、変わらずに絶景に感動する日々を送っています。
移動の道すがら、気づくと立ち止まって見とれている、そ
んなことがよくあるほどです。

そんななか、ただ見とれているだけではだめなのだ、
そう感じることも多くなってきました。

今回は、下田に移住して3年の僕が日々感動し、感謝している
美しい自然が織りなす絶景と、その自然に起きていることを紹介します。

南伊豆町の桜並木

南伊豆町の桜並木。こちらも例年になく早く咲いているそうです(写真は昨年のもの)。