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そして、稲もだいぶたくましくなってきた田植え後1か月半頃、
田んぼの水を抜く「中干し」という工程に入ります。
いろいろと効用はあるそうですが、
わが米づくりの先生、南伊豆米店の中村大軌さんによると、
「稲を大人にさせるための儀式」とのこと。
そして、中干し完了!!
再び水を入れます。
そして……いよいよ……。
穂が出た~!!!!!
もう、うれしくて小躍りしたいくらいでした。
いや、してました。
穂のまわりの白いひげのようなのは稲の花です。
見たことない自分は、なんじゃこれ? 虫??? と疑問に思い、
すぐさま中村さんに質問……。
答えは朝の2時間ほどしか咲かないという稲の花の閉じた状態とのこと。
ほんと、知らないことばかりです。
さあ残すは稲刈り!
田植えのメンバーに、穂が出た時期から割り出せる
稲刈りの時期を伝えて、気持ちは収穫へと向かっていました。