今日のおやつ:〈ROK〉 熊本の人気ビストロ〈Peg〉 のおすすめお菓子ブランド

熊本市で最も賑やかな通りのひとつ
上通のアーケード街を抜けると、
古民家を改装した飲食店や洋服屋がそこかしこに点在する
並木坂と呼ばれるエリアに辿りつきます。

そんな並木坂に2015年8月にオープンした〈Peg〉は、
東京やフランスで修行を積んだオーナーシェフ
冨永博美さんが調理から接客までをこなすフレンチビストロ。

提供するワインはすべてヴァンナチュール。
食材は熊本県産の自然栽培・無農薬の野菜に、熊本県産のお肉、
お魚は熊本を中心に九州近郊で獲れたもののみを使うというこだわりよう。

おいしいワインと新鮮な食材を使ったシンプルな料理に
自然とおしゃべりも弾む、リピーターが絶えない人気店です。

右から冨永博美さんと加奈子さん。

そんな〈Peg〉から、この夏、お菓子に特化したブランド〈ROK〉が誕生しました。
作り手は博美さんの妻・加奈子さん。

「お子様や主婦の方など、お店になかなか来ることができない方に
気軽に持ち帰っていただきたくて」という想いからはじまった〈ROK〉は、
博美さんの料理同様、生産者に共感し、安心して食べられる食材のみを使っています。

「こだわりは主役をひとつ決めて、野菜や果物の味が引き立つように作ること。
ヴィーガンにこだわっているわけではないのですが、バターと卵は使わず
誰もが『おいしい』と思える味に近づけるよう努力しています」

取材に伺ったこの日(7月末)は、
ペルー産の有機栽培のバナナを使ったバナナブレッドと、
熊本県菊池郡大津町で無農薬・無化学肥料・除草剤不使用の農業を営む
〈KIKI GARDEN MARKET〉の人参を使ったキャロットケーキの
2種類が焼き上がったところでした。

左からキャロットケーキ、バナナブレッド 各400円。製造日から2週間もつので、お土産にもぴったり。

バナナブレッド

キャロットケーキに使用する〈KIKI GARDEN MARKET〉の人参。調理に使う野菜は、〈KIKI GARDEN MARKET〉を中心に100%熊本県産、自然栽培・無農薬にこだわっている。

バナナブレッドは、バナナの濃厚な甘さと香りに対して
ピーカンナッツの軽さが絶妙なアクセントに。
キャロットケーキは人参独特のクセはほとんど感じられず、
自然だけれどもくっきりとした甘さが口の中に広がります。

共通するのは、サックリとした食感。
1度焼いた後にメープルシロップを塗り、さらに焼いているからだそう。
冷ますとしっとり、温め直せばさっくりと、
自分好みの食べ方を見つけるのも楽しさのひとつ。

お店に立ち寄り〈ROK〉のみテイクアウトできるのはもちろん、
焼き上がった当日であれば、
夜のデザートメニューに並ぶこともあるのだとか。

秋や冬には根菜を使ったお菓子が登場予定。
こだわりの食材とこだわりのレシピから生まれる
旬を味わうおやつを、さぁ召し上がれ。

information

mapmap

Peg

住所:熊本県熊本市中央区南坪井町5-10 ドラゴンビル1階

TEL:096-227-6494

営業時間:18:00〜23:00(22:00L.O.)

定休日:月曜

Web:Facebookページ

writer profile

梶山ひろみ Hiromi Kajiyama
かじやま・ひろみ●熊本県出身。ウェブや雑誌のほか、『しごととわたし』や家族と一年誌『家族』での編集・執筆も。お気に入りの熊本土産は〈808 COFFEE STOP〉のコーヒー豆、〈Ange Michiko〉のクッキー、大小さまざまな木葉猿。阿蘇ロックも気になる日々。

Photographer

岩本良介 Ryosuke Iwamoto
いわもと・りょうすけ●神奈川県秦野市出身。2010年より写真家・鈴木陽介氏のアシスタントとなり、2013年独立。雑誌やWeb媒体などで活動中。
地元の秦野市は、日本で初めて落花生栽培が始まった土地で、老舗の落花生商店がいくつもあるので、いつか取材で訪れたいなぁとひそかに思っています。ryosukeiwamoto.com

Recommend 注目のコンテンツ

今月の特集
石川県

石川県

石川県は、日本海に面し、加賀百万石の歴史と文化、そして豊かな里山里海の風景が息づく土地です。海と山に育まれた自然の中に、城下町や温泉地、伝統工芸の産地など、多彩な景色が広がっています。古くから北前船の寄港地として人や文化が行き交い、多様な交流の中で独自の文化を育んできました。加賀と能登、それぞれ異なる風土と歴史が重なり合い、土地ごとに個性豊かな魅力が息づいています。

石川県の特集ページへ

Spotlight 特別編集

石川・奥能登の磁力。震災から二年、それでも人が集まる土地。

石川・奥能登の磁力。震災から二年、それでも人が集まる土地。

Special 関連サイト

What's New 最新記事