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[ 鹿の舟 ]生活学校開校!
第1回講座は
野村友里・野村紘子講師による
『たべる』

コロカルニュース

posted:2016.4.6   from:奈良県奈良市  genre:活性化と創生 / アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

2016年4月18日(月)と19日(火)の二日間にわたり、
奈良市井上町の複合施設〈鹿の舟〉にて、
フードディレクターの野村友里さんと
野村紘子さんによる講座、
[ 鹿の舟 ]生活学校 第1回『たべる』が行われます。

講師は、〈eatrip〉フードディレクターの野村友里さんと、
その母であり、料理を中心に30年以上にわたって
おもてなしの心を伝え続ける野村紘子さん。
テーマは、“食べるとは、一体どういうことだろう”と、
ふと立ち止まって考えること。
一日に3回食べる、それは習慣ではあるけれど、
その一回一回をどのように過ごすかが、生きていくうえで、
とても大事なこと。“たべる”ことに耳をすませる講座です。

〈鹿の舟〉外観

繭 Mayu(読書室)

繭 Mayu(観光案内所)

囀 Saezuri(喫茶室、ギャラリー)

会場は、奈良市井上町にある、奈良の食と文化を発信する複合施設〈鹿の舟〉。
ここはもともと、地域の方に親しまれてきた、大正期に建てられた住宅。
奈良市にある、カフェと雑貨のお店〈くるみの木〉が、
奈良町南観光案内所の〈鹿の舟〉として
2015年11月にオープンしました。

〈鹿の舟〉のコンセプトは、伝統的な生活文化が今も色濃く残る
奈良町の魅力を発信するということ。
観光案内所、展示室、読書室、学習室の〈繭 Mayu〉、
食堂、グローサリーの〈竈 Kamado〉、
喫茶室、ギャラリーの〈囀 Saezuri〉など、
ただ観光案内を行うだけでなく、その生活文化に触れて
様々な“知る”、“食べる”、“買う”ことが出来るんです。

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〈鹿の舟〉生活学校とは

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竈 Kamado

〈鹿の舟〉を手がける〈くるみの木〉は、
オーナーの石村由起子さんのセレクトのもと、
作家や職人さんの作品からオリジナル品まで、
普段の暮らしを大切にするための道具が並ぶショップ。

そのほかギャラリー・ホテル・レストランを併設した複合施設〈秋篠の森〉も経営するほか、
空間コーディネート・商品企画を手掛ける〈奈良生活デザイン室〉を設立し、
国内外の企業や地域・自治体の町づくりなどを展開するなど、
複合的な活動を行っています。

そんな〈くるみの木〉が、これから[ 鹿の舟 ]生活学校で行っていくのは、
“これからの生活をつくる”をテーマに、
〈くるみの木〉がこれから先の営みを一緒に考えてゆけたらいいな、
という方々を講師としてお迎えする全6回の講座。

これまで〈くるみの木〉が大切にしてきた、変わらずに伝えていきたいこと…
その土地の気候や風土に寄り添う生活の知恵や独自の文化を自分たちの手に、
身体にゆっくりとしっかりと根付かせてゆけるような講座…
それらを年間通じて開講します。
私たちの「生きている」時間を、より愛おしい、力強いものにしてゆける、
そのような学びを大切にしてまいります。

(くるみの木)

6講座の構成

第1回『たべる』:野村 友里(フードディレクター)、野村 紘子

第2回『つたえる』:岡本 仁(プランナー)

第3回『つなぐ』:五十嵐 恵美・星野 若菜(F/style)

第4回『すまう』:中村 好文(建築家)

第5回『おくる』:山口 信博(折形デザイン研究所)

第6回『はたらく』:西村 佳哲(プランニング・ディレクター)

※講師、テーマは変更する場合があります。

各講座の詳細、お申し込みは、〈くるみの木〉Webサイトにて。

information

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鹿の舟

住所:〒630-8317 奈良県奈良市井上町11

Web:〈鹿の舟〉公式サイト 〈くるみの木〉公式サイト

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