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posted:2023.2.17 from:京都府船井郡京丹波町 genre:食・グルメ
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writer profile
Riho Nakamori
中森りほ
なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。
2016年から京都・丹波を拠点に、農薬や化学肥料、家畜ふんを含め、肥料を使用せずに
お米、季節の野菜を栽培している〈from the farm 京丹波 髙橋農園〉。
こちらの農園が手がけたのが、卵、白砂糖、化学調味料、保存料、
動物性原料を使用しない自家製豆乳マヨネーズ〈SOY MAYO〉です。
2023年1月12日には新たに静岡・伊豆下田のライフスタイルブランド
〈NEED U(ニード・ユー)〉の自然栽培レモンをふんだんに使用した、
SOY MAYOの新フレーバー「レモンハーブ」も登場しました。
〈from the farm 京丹波 髙橋農園〉代表の髙橋慎也氏は元々、渡米して
ファストフード店を巡ったり、横須賀米軍基地にあるレストランで料理の修業をしたり
欧米のジャンクフードカルチャーが大好きだったそう。
そんな彼に転機が訪れたのはいまから20年前。
卵アレルギーをもつ高橋さんが、
「アレルギーを持つ人でも、おいしく食べられるマヨネーズをつくりたい」と考えたことが
SOY MAYO誕生の原点となりました。
自作の豆乳マヨネーズを料理会、お店で使っていくうちに「買いたい」という声が募り、
商品化に至ります。
そこからさらに京丹波・髙橋農園で栽培している栽培期間中農薬不使用のお米から作る
米麹を中心に、有機豆乳、京都飯尾醸造の富士酢、フランス産塩田製法の塩、
米澤製油のなたね油など、化学合成薬品・食品添加物不使用の原材料を使用して
パワーアップし、新しいSOY MAYOに生まれ変わりました。
卵、白砂糖、化学調味料、保存料、動物性原料は一切使っていないSOY MAYOは
アレルギーに悩む方にも優しい一品になっています。
SOY MAYOは、クリームチーズやマスカルポーネチーズ、
サワークリームのような、こっくりとした味わい深さがあります。
食感も市販のマヨネーズと違い、しっとりフワフワでクリーミーです。
有機ブルーアガベ由来のベタつきのない軽やかな甘さも印象的。
ヴィーガンでない方でも満足できるようなしっかりとした味わいながらも、
食後に胃がもたれない、やさしいソイマヨになっています。
野菜スティックのお供として、バケットに塗って、グラタンやパスタの
ソースにしても良さそうです。
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そんなSOY MAYOから新たなフレーバーが登場。
〈NEED U〉で自然栽培された、豊かでさわやかな香りが特徴のグリーンレモンと、
成熟したしっかりとした味わいが
特徴のイエローレモンという2種類のレモンを使用した「レモンハーブ」です。
グリーンレモンとイエローレモンのツブツブとしたピールの食感、
口に広がる柑橘の酸味、そしてローズマリーやタイム、フェンネルなどの
ハーブの爽やかな香りが豆乳マヨネーズを彩っています。
有機マスタードシードや有機白胡椒で味にパンチもあり、
野菜やパンだけでなく、単体でワインのお供にしても良さそうな一品です。
このほかSOY MAYOには、バジルやパセリ、オレガノとニンニクを加えた
地中海風の「ハーブ&ガーリック」や、ひじきとニンニクが入った「ベジバーニャ」
というフレーバーもラインナップしています。
どれもファインダイニングの前菜に添えられていても遜色ないほど、
素材の質や味のクオリティが高く、贈り物としても喜ばれそうです。
現在ソイマヨの主役となる豆乳は、市販の有機豆乳を使用していますが
今後、豆乳の原材料である大豆から自ら育て、豆乳にしSOY MAYOに使いたいと
意気込む代表の髙橋さん。
さらに健康でおいしいSOY MAYOを、20代の頃に憧れた欧米で
販売していくことが髙橋さんの夢なんだそう。
京都丹波発の体に優しい豆乳マヨネーズが、世界に羽ばたく日もそう遠くなさそうです。
information
from the farm 京丹波 髙橋農園
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