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「ニシタチを救え!」
宮崎イチの歓楽街が危機に直面。
夜のまちを提灯でいっぱいに、
元気をとり戻そう!

コロカルニュース

posted:2020.6.19  from:宮崎県宮崎市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Mayo Hayashi

林真世

はやし・まよ●福岡県出身。さまざまな職種を経験後、現在はフリーランスのライターとして活動中。デザイン・アートが好きで、作家やアーティストのインタビューを中心に執筆。2020年に地元福岡に帰郷、東京と行き来しながら九州のおもしろいヒトモノコトを掘り起こし発信している。

廃業が相次ぐ“ニシタチ”に再び光を灯したい

宮崎市の中心部に「ニシタチ」と呼ばれる歓楽街があります。
昭和30年から60年以上に渡り市民の社交場として愛されてきた
ニシタチは、居酒屋やスナック、バーなどおよそ1200軒もの
飲食店が軒を連ねる、観光客にも人気のエリアです。

そんなニシタチが、いま危機を迎えています。

ニシタチは「西橘通り」に由来する。西橘通りに加え中央通り、高松通り、西銀座通りを含む一帯が通称「ニシタチ」と呼ばれている。

ニシタチは「西橘通り」に由来する。西橘通りに加え中央通り、高松通り、西銀座通りを含む一帯が通称「ニシタチ」と呼ばれている。

今年3月から新型コロナウイルスの影響を大きく受けているニシタチ。
自粛要請が出てからの約2か月、まちには人影が消え、
毎日のように休業や廃業する店が相次いだといいます。

遊興施設などの休業要請は解除されたものの、
廃業に追い込まれた店はすでに150軒以上にものぼるのだそう。

4月末の西橘通り。人影はなく静まり返っている。

4月末の西橘通り。人影はなく静まり返っている。

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「みんなが下を向いているから、上を向いてほしかった」

宮崎市の地域の課題に取り組む職員の崎原さん。

宮崎市の地域の課題に取り組む職員の崎原さん。

ニシタチの飲食店が軒並み廃業に追い込まれている状況下で、
宮崎市企画政策課の崎原秀利さんは
「市として何かできないか?」と、
ニシタチまちづくり協同組合の理事長である
齊藤友亮さんを訪ねたといいます。

「齊藤さんへニシタチとしてやりたいことを伺いました。
すると、『ニシタチを明るくしたい。みんなが下を向いているから、
提灯を見て上を向いてほしい』という想いが伝えられ、
市としてもなんとか協力したいと考えました」(崎原さん)

ニシタチでは、2008年から西橘通り・人情横丁に提灯の設置を始め、
毎年冬季(11月〜2月頃)には通りがあたたかい灯りで彩られます。
“ニシタチといえば提灯”のイメージも定着してきているなか、
今年はその恒例行事の実施も危ぶまれています。

提灯の下で夜のまちを楽しめるのがニシタチの魅力。

提灯の下で夜のまちを楽しめるのがニシタチの魅力。

齊藤さんの言葉が第一歩となり立ち上がったのが、
「#ニシタチを救え!提灯プロジェクト」
ふるさと納税を活用して支援金を募り、ニシタチの提灯文化の維持、
新たな提灯の設置のために利用されます。

暗く沈んでしまったニシタチの通りがさらに明るく照らされることで、
きっと多くの人の心が癒されることでしょう。

ニシタチまちづくり協同組合 理事長の齊藤さん。

ニシタチまちづくり協同組合 理事長の齊藤さん。

「日本中が先の見えない不安を抱えている中で、
以前の賑わいを取り戻すには、まだまだ時間がかかると思います。
ですが、その日がいつ来てもいいように、このプロジェクトを支えに
魅力的なまちづくりに取り組んでいきます。
これまでニシタチに来ていただいたお客さまだけでなく、
このような取り組みにご賛同いただける方々のご支援を賜りますよう、
よろしくお願いします」(齊藤さん)

「#ニシタチを救え!提灯プロジェクト」では寄付金だけでなく、
マンゴーの返礼品が受け取れたり、提灯に飾られる短冊に名入れ
またはメッセージを贈ることもできます。
ただし制度上、宮崎市内の方は短冊の申し込みと
返礼品を受け取ることはできませんのでご注意を。
詳しくはこちらをご覧ください。

返礼品として選べる宮崎特産の完熟マンゴー。

返礼品として選べる宮崎特産の完熟マンゴー。

提灯にニシタチへの想いをのせて。

提灯にニシタチへの想いをのせて。

また宮崎市は今年2月に、民間参画型プロジェクトとして
ローカルな食の魅力を発信する「宮崎食堂」をスタートさせました。

贅沢なグルメだけではなく、日常で食べたくなるローカルフードや
宮崎のあたたかい人たちや楽しいアクティビティを発信しています。

〈宮崎食堂〉と題して、朝から深夜まで利用できるおすすめの飲食店や食を通した地域の取り組みを紹介している。

「宮崎食堂」と題して、朝から深夜まで利用できるおすすめの飲食店や食を通した地域の取り組みを紹介している。

「#ニシタチを救え!提灯プロジェクト」と「宮崎食堂」は、
市をあげて地元の食と人を応援しています。

太陽の国・宮崎に新しい風が吹きはじめたいま、
まちに賑わいが戻る日もそう遠くないはず。
ぜひエールを送ってみてはいかがでしょうか。

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#ニシタチを救え!提灯プロジェクト

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