これからが旬! 食べて、遊んで、綺麗になれる 「ゆずづくしの旅」

11〜12月は、黄色く色づいた「ゆず」が見頃の季節!

というわけで今回は、ゆずの本場・高知県で、
見て、食べて、遊んで、綺麗になれる「ゆずづくしの旅」をご紹介します。

旬を迎えたゆずの村・馬路村と北川村があるのは、
高知空港から車で1時間ほどの、「中芸」と呼ばれる山の中の地域。

小島橋近くのゆずロード。

小島橋近くのゆずロード。

中芸地域は、「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」というストーリーで
文化庁の日本遺産に認定された魅力あふれる土地。

かつて、木材を運び、西日本最大の規模を誇った
「魚梁瀬森林鉄道(やなせしんりんてつどう)」。
当時この地域の主要産業であった林業に代わり、
日本一の生産量を誇るほどゆず栽培が盛んになった今、
材木を運ぶための鉄道が通っていた道は、周辺にゆず畑が広がる、
まさに「ゆずロード」に生まれ変わっています。

旧魚梁瀬森林鉄道 五味隧道。ジブリの映画に出てきそうな風景。

旧魚梁瀬森林鉄道 五味隧道。ジブリの映画に出てきそうな風景。

今でも、この写真のような、森林鉄道の廃線跡や廃隧道が地域のあちこちに残っているので、
ゆず畑の光景を楽しみながら、日本の林業の歴史に想いを馳せてみるのもいいかもしれません。

体験系でオススメしたいのが、馬路村農協で体験できるこちらの「ゆずアロマクラフト」。

作ったものは持ち帰れるにも関わらず、
材料費込みで体験料はたったの500円という驚きのお手頃価格なんです。

メニューはリップクリームやバスソルトなど豊富に取り揃えていますが、
女性に一番人気なのは、化粧水づくり。
馬路村発の化粧品ブランド〈umaji〉の化粧品にも使用されている
「ゆずの種のエキス」を手作りするとあって、そのお得ぶりが際立ちます。
小さなお子さんには、粘土感覚で作れる石鹸づくりが大人気だそう。

体験時間も5〜10分ほどと短いため、
時間とお金を節約しつつ目一杯楽しみたい旅にはもってこい。
予約に応じての開催となるため、まずは馬路村農協のコールセンターにお問い合わせください。

同じく農協内には、全国的に有名なゆずジュース〈ごっくん馬路村〉の工場があり、
無料で見学が可能です。

見学者には、農協の受付で〈ごっくん馬路村〉を無料で配布。
どれだけ気前がいいんでしょうか馬路村農協。
ゆず以外にはハチミツと水しか使っていない、
このジュースの素朴な美味しさをぜひ味わってみてください。

農協、および工場は予約なしで見学が可能ですが、
農協の営業時間内のみの対応となっているため、事前の確認をオススメします。

日曜・祝日には、馬路村農協から川沿いを10分ほど歩いたところにある馬路温泉前にて、
インクライン、森林鉄道2/3モデルが運行(8月は毎日運行)。
それぞれ、大人400円、子ども300円で乗車が可能です。

インクラインを登りきった先からは馬路村の景色を一望することができるので、
晴れの日の乗車は特にオススメです。

(問い合わせ先:馬路温泉

馬路村農協の目と鼻の先にある〈うまじのパン屋〉でぜひ食べていただきたいのが、
こちらの〈ゆずあんぱん〉(200円)。

表面に描かれているのは、ゆずの葉の形。
中に詰まっているのは、ゆず果汁の入ったこしあんです。さっぱりとして香りが良いあんは、
あんぱんが苦手な人でも最後まで美味しく食べられる、なんとも不思議なお味です。

そして、そんな〈うまじのパン屋〉特製のバンズを使用して作られたのが、
こちらの〈ゆずバーガー〉(フライドポテト+ゆずの炭酸ジュースセット850円)。

具には、地域の特産品である、アメゴ(サケ科の川魚)のすり身、自然薯、
豆腐を混ぜたフライをメインに、うまじ温泉特製〈ゆず酢ダレ〉で味付けしています。
馬路温泉内のレストランで提供されています。

馬路温泉内や、中芸地域の各所で販売しているのが、こちらのアイス。
その名も〈森、愛す(90ml 350円)〉。

こちらなんと、高知県立安芸桜ヶ丘高校の生徒がプロデュースした製品だそう。

アイス上部の抹茶は魚梁瀬の地域に広がる森林を表し、食べ進めると広がるのは、
酒かすの豊かなコクとゆずの爽やかな風味。
林業が盛んだった当時、仕事後にお酒を酌み交わした人々の生活と、
その後、ゆず栽培が地域を支える産業となった歴史が表現されています。

そして、食事部門で最後にご紹介するのが、
北川村にある〈いごっそラーメン店長〉の味噌ラーメン。

オープン前から行列ができる人気の秘密は、「自家製の柚子胡椒」。
そう。こちらのお店では、店主が素材から手作りした柚子胡椒をラーメンに入れて食べるのです。

スープのお味は、塩、みそ、しょうゆの3種。
シンプルに柚子胡椒の味を楽しむなら塩がオススメですが、
意外な組み合わせに思えるみそが絶品。
濃厚なスープと柚子胡椒の爽やかな辛さが、思いの外マッチするんです。

ちなみに、お店で使っている柚子胡椒は販売もしています(250g 1,200円 現金のみ)。

村の人が販売と同時にひとり2〜3個以上買っていくという、ゆず玄人も認める一品。
冷蔵保存で3年は持つそうなので、自分や家族用のお土産に、
見つけたらぜひ手に入れてください。

ゆずロード周辺にはいくつか宿がありますが、せっかくなら入りたいですよね、温泉!

というわけでご紹介するのは、馬路・北川エリアそれぞれに展開している温泉宿。

写真提供:馬路温泉

写真提供:馬路温泉

馬路エリアの宿、馬路温泉の泉質は、お肌がスベスベになるといわれており女性にも大人気。

男湯・女湯共に、大浴場と半露天風呂があり、半露天風呂からは安田川の美しい景色や、
川の流れる音を楽しむ事ができます。
冬至の時期には、ゆず玉を入れた、冬の風物詩“ゆず風呂”を開催(要問い合わせ)。

馬路村ブランドのゆずシャンプーやゆずリンス、
ゆずボディーソープが備え付けられているのも嬉しいポイント。

また、付属のレストランで、酢の代わりにゆず果汁を使った高知料理〈田舎寿司〉も、
1人前1,450円で注文可能。予め予約を入れておくのがオススメです。

写真提供:北川村温泉

写真提供:北川村温泉

北川村エリアの北川村温泉は、今年の6月にリニューアルオープンしたばかりの宿。

弱アルカリ性の温泉は「美人の湯」として知られており、
近隣住民や遠方からのお客さんにも愛されています。
平日素泊まりの場合、ダブルで2名様ご利用の場合、宿泊料は6,000円。

全客室にウッドデッキが設けられており、
奈半利川の絶景を眺めながら気持ちを落ち着けることのできるお宿です。

そして最後に、オススメのお土産をご紹介!

バラマキ土産に便利なのが、ゆずの皮だけを使った入浴剤〈馬路村ゆずのお風呂〉(170円)と、
兎にも角にもパッケージがかわいい〈山のゼリー6個入り〉(870円)。

〈馬路村ゆずのお風呂〉は、「しあわせをかきあつめる湯」「明日もがんばるぞうの湯」
「ちょっとごあいさつの湯」など、パッケージにレパートリーがあり、
贈る相手を思い浮かべながら選ぶのが楽しい品。

〈山のゼリー〉は、のどごしの気持ちいい定番ゼリーのほか、
洋酒とゆずのスライスが入った洋酒ゼリー、
ゆずの皮が入った皮粒入りゼリーの3つの味が楽しめます。

これらのお土産は、
馬路村の入口に位置する観光案内所〈まかいちょって家〉などで手に入れることができます。

最後に、ぜひ現地の土産店に立ち寄ったら探してみてほしいのが「実生のゆず」を使った製品。

ゆずには大きく分けて、一般的な方法で栽培されたものと、
「実生(みしょう)」と呼ばれるゆずの2種類があります。
実生のゆずは数が少ないのでほとんど市場には出回りませんが、
村の人たちはもっぱらこの実生を食べるそう。

村の中でも実生のゆずを味わえるところはほとんどありませんが、
土産店でよ〜く商品を見てみると、中には「実生」と書いてあるものも。
レアなので、見つけたらすかさず買うことをオススメします。

ゆずに囲まれ、かつての歴史の息づかいや美しい自然、美味しい食など魅力あふれる同地域では、
その魅力を五感で楽しむ参加型体験イベント〈ゆずFeS〉を開催しています。
第3回は、20を超えるプログラムで来春2月~3月頃に開催予定。

これからの旬の季節はもちろん、
ぜひ高知への「ゆずづくしの旅」を計画してみてはいかがでしょうか。

ゆずFeS・日本遺産のストーリー構成文化財など中芸地域の観光情報はこちらへ
(中芸地域:奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村)

information

中芸のゆずと森林鉄道日本遺産協議会

TEL:0887-30-1865(平日の9:00〜17:00)

E-mail:yuzurintetsu@mk.pikara.ne.jp

URL:http://yuzuroad.jp/index.html

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